東洋大学史ブックレット13
41/68

 【創立一〇〇周年した。当初の計画では開発費を約二〇〇億円と予定していましたが、着工時にはこれを約四〇〇億円に倍増させました。この間、国際化・情報化・多様化への対応として、五二年四月に国内特別研究員の制度を、五三年四月に大学院博士課程(経済学研究科経済学専攻、社会学研究科社会福祉学専攻)を、五五年一〇月に学術公開交流委員会を、五七年七月に短期大学附置観光産業研究所を、五八年四月に大学附置情報科学研究教育センターを設置しました。六〇年一〇月に国際交流のための調査団を、中国・フランス・アメリカへ派遣し、平成元(一九八九)年四月に東洋大学国際交流センターを、二年四月に法人附属井上円了記念学術センターを設置し、研究・教育の体制を整備しました。迎えるために、すでに一〇年前から準備をすすめます。その事業内容は、① 『東洋大学一〇〇年史』の編纂(一億五〇〇〇万円)、② 『井上円了選集』など記念論文集の編纂   】東洋大学は昭和六二(一九八七)年一一月に、創立一〇〇周年を 四 大学改革と東洋大学(昭和五五年~平成一二年)37

元のページ  ../index.html#41

このブックを見る