存アイ在デンテ証ィテ明ィーそのものといえます。私たちはその末端にあるわけです。もちろん、これす。そうなると転変激しい現代では、祖父祖母の代までは何とか古い記憶にたよりながら遡ることは出来ても、それより先となるとほとんど神話伝説の時代ということになります。数年前、私はある出来事から父親の兄弟姉妹の系統、つまり私にとってのオジ・オバ・イトコの関係を明らかにする書類を作らなければならない事態に立ち至ったことがあります。私にとっては絶望的な作業でその全てを行政書士に依頼しました。一ヶ月ほどして出来上がった書類を見て私は驚いたのです。私の生まれる前に死亡した父の兄弟の系統について、殆ど記憶にない名、あるいは一面識もない人の名があったからです。二代目でかくの如し。さて、東洋大学といういわば一軒の家にどのような人が生まれ、どのようになったのか、つまり東洋大学はどのような人々を輩出してきたのか。これこそが大学のからの東洋大学がどのように変わっていくのか、これも重要な情報の一つです。家に人物で見る東洋大学 32
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