東洋大学史ブックレット10
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立地規制の解除成し遂げたということになりますが、ここでも評価はわかれるでしょう。その後、平成九年には新たに板倉にキャンパスを確保し、生命科学部と国際地域学部が開設されました。写真㉑は、その現在の姿です。一方、白山では、平成一五年の工場等立地規制の解除を期して購入された敷地に六号館を建設し、平成一七年四月から、再び、白山での文系五学部の四年一貫教育を再開します。大学の都心部への回帰の先駆けとなる再開発でした(写真㉒)。教養課程の朝霞キャンパスへの完全移転から、二〇年後のことでした。平成二四年の末には京北学園の跡地に一二五周年記念館が竣工し、翌二五年四月からは、新に加わった国際地域学部を含め、文系六学部の四年一貫教育が全て白山キャンパスに集中することになりました。写真㉓です。これが今皆さんが学んでいる現白山キャンパスです。この間、平成一七年には、それまで白山建築史から見た東洋大学の変遷 46

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