(プレファブ校舎)の解体を契機に、小さいながらも植栽とベンチを備えた憩いの場の建漸く竣工します。更に、昭和五一年には七号館が竣工し、その後、旧七号館と八号館設に至ります。以後も施設の拡充は続きますが、論点を白山校地内の教学施設に、時代を高度成長期に絞れば、概ねその全体像をお話出来たと思います。これを、高度成長期に於ける白山キャンパスの完成と捉えるか、形振りかまわぬ増改築の繰返しが終館側から大学に入るようになったからです。本来のアプローチは、名実ともにその使命を終えつつありました。昭和四六年、喫緊の課題でありながら長く実現しなかった新図書館が同じく創立八〇周年記念事業として写真⑱ 四 高度成長期 39
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