東洋大学史ブックレット10
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本構想は、五角形の講堂を中心に、その各辺の中央から、放射状に学内道路を計画し、その一本が東武東上線の新駅をめざすというこちらも実にスケールの大きな計画でした。校舎は、駅に向かう学内道路に拘わる一辺を除く五角形の四辺に建てられる予定でした。写真⑭がその原案です。実際には、新駅は実現せず、学部も工学部一学部に縮小され、建物も五角形の二辺を構成したところまでの状態で、昭和三六年、開設に漕ぎ着けます。写真⑮がそ写真⑭建築史から見た東洋大学の変遷34

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