あとがき平成二四年は東洋大学創立一二五周年に当たる年でした。小職は、それを記念して発刊された「哲学をしよう！考えるヒント30」の企画・執筆に携わることができる機会を得ました。その企画・執筆にあたっては、井上円了博士の主だった著述を通読しましたが、あらためて井上円了博士の偉大さを痛感させられた次第です。また、縁あって今回も哲学堂の所以をまとめる機会を得ることができました。哲学堂は円了博士の思想や行動を如実に表したものです。また、「田学」を旨としつつも向上門と向下門のバランスの妙を具現化したものであるとも考えられます。 あとがき 21）43
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