講演旅行の規則と修身教会・国民道徳普及会(一八九九)に哲学館事務所が定めた「館主巡回及招聘心得」では、次のようになって講演旅行がどのように組織されたかは、よくわかってはいませんが、明治三二年います。①有志の依頼に応じて学術演説・講義を行う。②演説・講義の時間は二時間以内とする。③演説・講義への謝儀は哲学館の基本金とする。④滞在費はなるべく地方の負担を希望する。 四井上円了の全国巡講16
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