哲学うらない(明治三四年一二月) 改良新案の夢(明治三七年一月) 天狗論(明治三七年一月) 迷信解(明治三七年九月) 日本周遊奇談(明治四四年六月)おばけの正体(大正三年七月) 迷信と宗教(大正五年三月) 真怪(大正八年三月) 「創業の明治」と言われる時代に、円了は誰も取り上げなかった「妖怪」に着目し、それを「妖怪学」という学問にまでしました。これによって、日本人は古代からの妖怪を改めて認識し直すようになったのです。この問題は現代まで続いています。 八 円了の哲学と妖怪学 47
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