たは理想的説明法、第三は経験的または自然的説明法があり、この三種類の説明法が第三時期の真面目です。このように円了は、人間と妖怪の関係を歴史的にとらえています。そして、このような理論の結論として、円了は妖怪の分類をつぎのように示しています。妖怪偽︵怪人為的妖怪︶虚怪誤︵怪偶然的妖怪︶仮︵怪自然的妖怪︶実怪真︵怪超理的妖怪︶物︵怪物理的妖怪︶心︵怪心理的妖怪︶ 井上円了の妖怪学36
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