Academics & Global 特長的な取組

教員活動評価

目的

教員活動評価は、教員が自己の諸活動を振り返り、自己点検・評価することによって、教育活動、研究活動、社会活動等の改善・向上と意識改革を図るほか、教員組織の更なる活性化に資することを目的として、2016年度より実施しています。

評価領域

評価領域は、「教育」「研究」「学内業務」「学外活動」「学科指標」の5つに分類されています。評価領域内では、多様に分類された評価項目を通じ、教員個人の諸活動を点検・評価しています。また「学科独自評価項目」を評価領域ごとに設けています。

評価領域分類一覧

教育
  • 基盤
  • 授業担当
  • 教材・教育方法開発
  • 授業改善活動
  • その他(学科独自評価項目含む)
研究
  • 基盤
  • 学会報告
  • 研究資金
  • 産学連携・知財
  • その他(学科独自評価項目含む)
学内業務
  • 基盤
  • 法人運営
  • 大学全体
  • 学部・学科内
  • 入試広報
  • その他(学科独自評価項目含む)
学外業務
  • 公的機関
  • ステークホルダー
  • その他(学科独自評価項目含む)
学科指標
  • 教育
  • 研究
  • 入試・就職実績

シラバスの点検

シラバスについて、大学設置基準第25条の2により「大学は、学生に対して、授業の方法及び内容並びに一年間の授業の計画をあらかじめ明示するものとする」ことと、「学修の成果に係る評価及び卒業の認定に当たっては、客観性及び厳格性を確保するため、学生に対してその基準をあらかじめ明示するとともに、当該基準にしたがって適切に行うものとする」ことが定められているとともに、学校教育法施行規則第172条の2により、社会へ公表することが義務付けられています。

本学では、シラバスを作成するにあたっての基本的な考え方、記載すべき項目及び記載方法等を具体的に示す「シラバス作成のためのガイドライン」に基づき、シラバスを作成しています。

シラバス作成のためのガイドライン(PDF文書:1.8MB)

シラバスの点検について

本学では、シラバスの質を保証する取り組みとして、次の段階に分けて、毎年、シラバスの点検を実施しています。教育の質的転換に向けて、モデルとなるシラバスを共有するなどFD活動につなげ、発展レベルの充足によるシラバスの高度化を目指しています。

第1段階(セルフチェック)

シラバス作成時に、各授業科目担当者が「シラバス点検用チェックリスト(セルフチェック用)」を用いたシラバスの自己点検を行っています。

第2段階(スクリーニングチェック)

標準レベル点検項目については、前年度にチェック済み・修正済みの内容と同程度以上の内容か否か、発展レベル点検項目については、各学部・研究科等で定めた「一定項目数の充足の達成の有無」又は「達成すべき特定の項目の充足の有無」等の基準を満たす内容になっているか否かのスクリーニングチェックを実施しています。各項目のスクリーニングチェック項目に該当しない場合は、第三者チェックを実施しています。

第3段階(第三者チェック)

スクリーニングチェックにより「詳細な点検が必要である」と判断されたシラバスについては、各学部・研究科等で「シラバス点検チェックリスト(第三者チェック用)」を用いた第三者チェックを行っています。

シラバスに基づく授業運営の検証

シラバスは、教育の質保証の観点から、その実効性が問われるため、シラバスに基づき授業が適切に行われているかを、授業評価アンケート結果、休講・補講の実施状況等を用いて各学部・研究科で検証し、継続的にシラバスの質の向上に取り組んでいます。

学生アンケートの実施