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【平成30年度 修了生の声】佐々木 忠敬さん

一番大事なことは、いろいろな視点で人の立場と人の気持ちに気づくこと

哲学塾の志望動機

大学に入学して、「あれっ、何か忘れ物をした?」このまま卒業するのか?そんな漠然としたものを感じました。大学で講義・試験を受け、或いは、リポート・論文を書いて、知らなかったことが知れるようになりました。人がどのように考え、どのように行動するのか。人の思考や思想など、これまでとは違う人の内面についての勉強をするようになって、人の行動・人の考え方にいろいろあることを学びました。しかし、大学で自分の考えを人に話したり、人の考えを聞いたりすること。もっと言えば、人に対して意見をしたり、人の意見を真剣に聞く機会がない。そのとき、直感で「ここだ!」と、決断しました。

ソクラテスの言葉「無知は罪なり、知は空虚なり、英知もつもの英雄なり」、その意味を考えました。大学で知らないことを学び知るようになりました。万能ではありませんが、知らないことが理由で、人を傷つけたり、人に迷惑をかけない程度の知識も身に付いてきたように思います。しかし、実際、知っていることが、使えるものになっているのか、これが問題だと思いました。もし、その知識や知恵を使って、実際に使えるようになったら「凄い!」ことで、知識が知見に変わるとき、自分自身が変われると思いました。

哲学塾での活動内容および学んだこと

リーダー哲学塾に入塾すると、「リーダー」って何なのだろうか。「哲学」って何なのだろうか。当たり前のことを、真正面から問われると、知っていると思っていることも漠然としていることに気づきます。それが、具体的に定義されて、体系化されたものを見て、聞いて、なるほど、そういうことかと感心させられます。そして、実際に講義で学び、その学んだ知識を使って、ディスカッションをしたり、プレゼンテーションを体験することで、リーダーとは何か、哲学とは何かを感じ取り、自分のものにしました。

一番大事なことは、いろいろな視点で人の立場と人の気持ちに気づくこと。入塾して、人とどの点で同じで人と何が違うか、自分には何が必要で何が足りなのか、それが自分の立場或いは人の立場又は社会にとって良いことか悪いことか、利己的でないかどうか、気づくことだと思います。

Field Work①「新大久保における外国人」をテーマに教室での講義、実際に新大久保に行って、インタビューすることで、多国籍、衣食住、宗教、環境、その他社会問題を考えます。Field Work②「中高生の校外活動」をテーマに子供と社会との繋がりや関わりなど諸問題について、考える機会になります。普段、自分の学部で取り扱わない、或いは知らない問題について、考えることになります。井上円了リーダー哲学塾では、他学部・他学科生、学年、年齢が混合する塾生で構成されるので、各々が得意な発想、新しい発想、気づきがあり、とても斬新な体験をすることができます。

毎回変わる講師の講演は、専門分野の講義だけでなく、講師の経験・体験した成功談または失敗談は、瞬きする間もないぐらい新鮮であり、自分のみならず社会の将来について考えさせられる良い機会となります。直接、学長の講義が聞けること、交流会を通じて学長と話す機会を頂けるのも塾の面白いところだと思います。

哲学塾で学んだことを今後どのように活かしていきたいか

井上円了リーダー哲学塾を半年間受講してみて、様々な社会問題について知り、議論を通して自分なりの意見を持つことができるようになりました。哲学塾では自分が所属する学部では学べないような考え方や価値観を共有することができます。ここから、社会問題をより多くの視点から考察することができるようになったと感じています。

リーダー哲学塾での学びは、地域・社会貢献に役立てます。いきなり地域貢献・社会貢献ではなく、私の身丈に合った身近なコミニティ(グループ)の中でリーダーとして活躍する場があると思いますので、そこで活かしていきます。また、リーダーに固執せず、メンバーとして積極的にリーダーを補佐し、協力することで、難しい局面を解決するため協力者として塾での学びを活かせたらと思います。

将来は、リーダー哲学塾を卒塾したOBOG達が、東洋大学を中心に定期会のような活動の機会を頂き、いくつかの社会問題をテーマとし、テーマ毎に産学官民が連携できる交流の場として、忌憚のない意見交換ができれば、より社会貢献が進められるのではないかと思います。

 

最後に塾生皆様の将来の活躍を祈願するとともに、リーダー哲学塾に関わり頂いた講師スタッフ関係する全ての皆様、本当にありがとうございます。