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ビジネス・会計ファイナンス専攻 博士前期課程2年 石橋 綾さん

周囲の意識が高く、高いレベルを目指すのが当然で、しかもそれは達成可能だと分かってくる。

ビジネス・会計ファイナンス専攻前期課程 

石橋 綾さん

掲載されている内容は2012年7月現在のものです。

石橋 綾さん

Q. 現在の研究テーマはどのような内容なのかを教えてください。

私は、企業のポイントサービスの会計処理について研究しています。様々な企業がサービスの一環としてポイントカードを発行していますよね。貯めたポイントを利用して商品やサービスを購入できる、あのサービスについてです。日本では3つの処理がメインで行われている。簡単に述べると、日本では、ポイントは景品や値引と捉えられている。(1)ポイントを発行した時点で費用として処理、(2)ポイントが使用された時点で費用処理、(3)ポイントが使用された時点で費用処理するとともに、期末に未使用ポイント残高に対して過去の実績を勘案して引当金を計上する3方式が現行されている。一方、国際会計基準では、商品とは別にポイント自体も商品とする売上分割方式が採用されている。企業経営がグローバル化している現在、会計の基準も世界的に統一されていなければ、ギャップが生じてくることは避けられません。国際基準としてどのように会計処理をするのが消費者側にとっても企業側にとってもベターなのか、その答えを模索しています。日常生活において身近なテーマですが、先行研究が少なく、参考文献を一つずつあたることから始めました。学部時代から興味を持っていたテーマなので、ぜひよい論文に仕上げたいと思っています。

Q. 他大学から東洋大学大学院への進学を決めた理由は?

先ほど述べた私の研究テーマは負債の分野に入りますが、その分野を研究なさっている先生がいらしたことが大きな理由です。もちろん様々な選択肢を考え、他にも多数の大学院の説明会を回りました。しかし、機会を得て本大学院を訪問した時、ぜひここへ入りたいと強く思ったのです。その時、共同研究室で先輩を紹介していただいたのですが、他から来る者を当たり前のように受け入れる態度や、あたたかい雰囲気に感動。実際に本大学院には多くの他大学出身者や多様な社会人が学んでいて、その垣根のなさには驚かされます。私は、大学院ではいろいろなタイプの人と交流することも目的の一つと考えています。年齢も経歴もこれほど多様な人々と、同じ学生として対等に交流できるのは大学院だけ。対等の立場で意見を戦わせたり、提案し合ったりすることは、社会人になってからは難しいのではないかと。このような交流から得るものは大きく、研究をしていく上でも将来にとっても、かけがえのないものになると思うのです。私のゼミにも父より年上の男性がいて、人生の教訓をいろいろ教えてもらっているんですよ。

Q. いろいろな講義やゼミに参加しているそうですね?

そうなんです。時間割を見ていると、この講義は何をやるんだろうと興味がわいてきて。それで、興味のあるものを覗いてみて、面白そうだと思ったものには続けて参加しています。論文を指導してくださっている先生のゼミ以外に、もう一つ参加させてもらっているゼミもあるんですよ。多くの先生と直接お話ができ、また様々な留学生や社会人の方と交流することができるからです。論文に役立てたいという理由もありますが、それだけでなく、幅広い視野を養うことができ、確実に自分の成長につながっています。大学院ではどんな人間関係を築くかも大切だと考え、あえて社会人が多い夜間を選びましたが、昼間の講義にも積極的に参加しています。自分の研究分野に直接関係ないものもありますが、知らなかったことを知るというプロセスがとても楽しいんです。

Q. 将来の夢や展望について聞かせてください。

将来は会計の知識を世界で活かしたいと思い、民間のグローバル企業を視野に入れています。日本と外国の会計ルールを詳しく学び、国際的ビジネスの懸け橋になれればと思うのです。そのためにも目下、TOEICスコア800とBATIC(国際会計検定)を目指して奮闘中。大学院で共に学ぶ社会人の方々からは、テキストを借りたりアドバイスをもらったりして、本当に助かっています。人事部で勤務している方からは、面接突破のコツを教えてもらうこともあり、今後の就職活動の強い味方です。
社会経験豊富な人、グローバルに活躍するビジネスマン等、多彩な同期生が身近にいることは、自分の将来を考える上でとても大きな影響を与えてくれます。意識の高い人たちに囲まれて、進学前なら絵空事と言われたことも、今は現実的な目標として捉えることができるのです。高い目標に向かってがんばれること、そしてそれを実現させる道が見えてくることが、大学院に入った最も大きな成果だと思います。