国際観光学専攻

GRADUATE SCHOOL OF REGIONAL DEVELOPMENT STUDIES 国際地域学研究科 国際観光学専攻 白山キャンパス
※2018年度より募集停止

※2018年度より募集を停止。現在は改組により「国際観光学研究科国際観光学専攻」になっています。

about

変革する観光分野を独創的な視点でリードし、
日本と諸外国との懸け橋になる

観光学は観光産業・経営、観光まちづくり、マーケティング、ホスピタリティ・コミュニケーション、文化・芸術など学際的な領域で構成されており、実務経験者を含む各分野に精通した教員が研究の指導に当たっています。博士前期課程では、複雑化する観光分野の次世代のリーダーや、国際化が進む中で日本と諸外国の架け橋となる人材を社会に送り出すことを目的としています。そして、博士後期課程においては、観光を独創的な視点で牽引するリーダーや、観光分野の教育者、観光学の学術的発展に寄与できる研究者を養成します。

教育の目的・3つのポリシー

教育研究上の目的

【博士前期課程】

1. どのような人材を養成し、どのような人材を世に送り出すか

国際観光の発展のために高度な専門業務に必要な研究能力及びその基礎となる豊かな学識を持ち、かつ国際的な感覚を身に付けた専門家を養成することを目的とする。

2. 学生にどのような能力を習得させるのか等の教育研究上の目的

国内外の観光関係の実務担当可能な能力を習得させることを目的とする。それとともに、観光関係の業務に携わってきた社会人のリフレッシュ教育を推進し、より高い視点から問題に対応できる能力を修得させる。

【博士後期課程】

1. どのような人材を養成し、どのような人材を世に送り出すか

国際的な感覚を身に付け、国際観光の発展のために必要な豊かな学識を持ち、高度な専門業務や先端的研究を行なう能力を有する、専門家や研究者を養成することを目的とする。

2. 学生にどのような能力を習得させるのか等の教育研究上の目的

国内外の観光産業界において指導的な役割を果たし得る能力を習得させることを目的とする。国際観光学を専門とする研究者となり得る能力と、その基礎となる豊かな学識を習得させることを目的とする。

ディプロマ・ポリシー

【博士前期課程】

本専攻における人材養成に関する目的および教育研究上の目的を踏まえ、以下の資質や能力を身につけたうえで、所定の年限・単位数等を満たし、修士学位論文または特定の課題についての研究の成果(特定課題研究論文)の審査及び最終試験に合格した者に対して、修士の学位を授与する。

  1. 国際的な視野を身につけている。
  2. 国際観光の発展のために、高度な専門業務に必要な研究能力およびその基礎となる豊かな学識を身につけている。
  3. 国際観光学の専門家として相応しい国際的な感覚を身につけている。
  4. 国際観光学における学問的・社会的発展に寄与する、独創的で完成度が高い研究を遂行できる能力を身につけている。

【博士後期課程】

本専攻における人材養成に関する目的および教育研究上の目的を踏まえ、以下の資質や能力を身につけたうえで、所定の年限を満たし、博士学位論文の審査及び最終試験に合格した者に対して、博士の学位を授与する。

  1. 国際観光の発展のために、高度な専門業務に必要な調査・研究能力およびその基礎となる豊かな学識・知見を身につけている。
  2. 国際観光学の高度な専門家及び研究者として相応しい高い視野に立つ国際的な感覚を身につけている。
  3. 国際観光学における学問的・社会的発展に高度に寄与する、独創的で完成度が高い研究を遂行できる能力を身につけている。
カリキュラム・ポリシー

【博士前期課程】

1. 教育課程の編成/教育内容・方法

ディプロマ・ポリシーの達成のために、「授業科目(コースワーク)」と「研究指導(リサーチワーク)」を適切に組み合わせた教育課程を体系的に編成する。授業科目は国際観光学の基軸となる分野である、旅行産業・観光政策・観光開発を網羅し、ホスピタリティ科目を配置する。このように、多角的に観光学分野の科目群を網羅することで、学生が目指すものの自覚を促すところから、学術的価値の高い論文として纏め上げるところまで教授する。研究指導は、先行研究の適切な参照から始め、学生の問題意識の社会的・学術的意義を常に磨き上げ、独創性と論理性を持った論文を執筆するよう指導する。

2. 学修成果の評価

学修成果については、客観性及び厳格性を確保しつつ、以下の要素・方法により評価する。

  1. 授業科目については、あらかじめ示す成績評価基準に沿って、各授業科目のシラバスに記載されている方法により、授業担当教員が評価する。
  2. 研究指導については、研究過程における達成度を、あらかじめ示す研究指導計画をもとに、論文報告会等を通じて、研究指導教員および本専攻所属教員により組織的に評価する。
  3. 学位請求論文については、あらかじめ示す論文審査基準、審査体制に基づき、評価を行う。

【博士後期課程】

1. 教育課程の編成/教育内容・方法

ディプロマ・ポリシーの達成のために、「授業科目(コースワーク)」と「研究指導(リサーチワーク)」を適切に組み合わせた教育課程を体系的に編成する。授業科目は国際観光学の先端的分野を網羅し、学生が目指すものと現実の調整を行い、問題意識を深化させ、論文として纏め上げるところまで教授する。研究指導は、先行研究の包括的検討を行ない、学生の問題意識が社会・学術的意義に常に応えるようにし、独創性と論理性を持った論文を自ら執筆できるように指導する。

2. 学修成果の評価

学修成果については、客観性及び厳格性を確保しつつ、以下の要素・方法により評価する。

  1. 授業科目については、あらかじめ示す成績評価基準に沿って、各授業科目のシラバスに記載されている方法により、授業担当教員が評価する。
  2. 研究指導については、研究過程における達成度を、あらかじめ示す研究指導計画をもとに、論文報告会等を通じて、研究指導教員および本専攻所属教員により組織的に評価する。適切な学会誌への投稿を促し、自己の研究の客観的評価を体感させる。
  3. 学位請求論文については、あらかじめ示す論文審査基準、審査体制に基づき、評価を行う。
アドミッション・ポリシー

【博士前期課程】

入学希望者の特性に応じた適切な方法で多様な入学者選抜試験を実施し、筆記試験、面接、書類選考等を通じて、以下の資質や能力を示した者を受け入れる。

  1. 国際観光について、実践的・学術的知識のある者
  2. 持続的な社会の発展のために新しい実証的な学問を追究し、常に意識を抱き新しい学問のあり方を模索できる能力のある者
  3. 国内外における国際観光の発展にかかわる諸問題の解決及び調査研究に自らが積極的に取り組む意欲のある者

【博士後期課程】

入学希望者の特性に応じた適切な方法で多様な入学者選抜試験を実施し、筆記試験、面接、書類選考等を通じて、以下の資質や能力を示した者を受け入れる。

  1. 国際観光について、高度に専門的、実践的かつ学術的知識のある者
  2. 持続的な社会の発展のために新しい実証的な学問を追究し、常に意識を抱き新しい学問のあり方を模索できる高度な研究能力のある者
  3. 国内外における国際観光の発展にかかわる諸問題の解決及び高度に専門的・学術的研究に積極的に取り組む意欲のある者