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生命科学研究科 先輩からのメッセージ(伊澤 和美さん)

写真:伊澤 和美さん

専門的な研究の中で得た多様な経験が将来の選択肢を広げてくれました。

Q. 大学院進学を決めた理由は?

大学4年に就職活動をしていた際、自分の目指す研究開発職や技術職に就くには今の自分の知識やスキルでは足りないと感じました。希望する職種以外での就職という選択肢もありましたが、妥協して4年間勉強してきたことを捨ててしまうのはもったいない、もう少し研究を突き詰めれば自分の思い描いていた職種に就けるのではないかと思い、大学院進学を決意しました。

Q. 現在の研究テーマについて教えてください。

キク科の植物の根に蓄えられるイヌリンという天然多糖を使用した、新しいバイオマテリアルの開発をテーマに研究を進めています。イヌリンは砂糖や小麦粉の低カロリーナ代替品として非常に有力ですが、さらに、抗癌活性や免疫賦活作用が報告されたことからも注目が集まっています。イヌリンが医療・食品などあらゆる分野において非常に魅力的な素材であり、様々な可能性を秘めているところがこの研究の魅力です。

Q. どのような研究生活を送っていますか?

平日は朝の10時から19時ごろまで研究室にこもり、様々な実験に取り組んでいます。多忙な研究生活ですが、実験が成功した時の高揚感は格別ですし、研究室の仲間もみんな楽しそうに実験に励んでいます。思うような結果が得られなかった時も「失敗したときこそ勉強になる」と捉え、先生や仲間に相談しながら前向きに取り組んでいます。また、研究生活の息抜きも兼ねて、研究室の仲間で年に一度国内旅行に行くのが恒例となっています。

Q. 東洋大学大学院の研究設備・環境はいかがですか?

実験機器が豊富に揃えられていて、自分がやりたいと思った研究ができなかったことはありません。一見無理なように見えても、既存の機器を探してみると対応できるものが必ずあります。板倉キャンパスは閑静で、とてものどかな雰囲気です。気が散らずに研究に没頭できる環境と言えるのではないでしょうか。

Q. 学会などには出席しているのですか?

学内外のシンポジウムや学会など、担当の長谷川輝明先生が熱心に連れて行ってくれます。学会への参加は緊張しますが、様々な分野の研究者の方のお話を伺うことで、幅広い知識や考え方が身に付きました。自分の研究に対しても、第三者の立場から貴重な意見をいただき、新たな視点を得ることができました。学会に数多く参加させていただいたことが評価され、2年連続で成績優秀者として東洋大学大学院奨学金を受けることができ、長谷川先生にはとても感謝しています。

Q. 大学院進学を検討している学生にむけてアドバイスをお願いします。

大学院に進むと研究が専門的になりすぎて将来の選択肢が限定されてしまうのでは、と心配する人もいるかもしれません。でも私の場合、多分野の先生の話を聞いたり、国内外の学会に参加することで自分の世界が大きく広がり、将来の選択肢は増えたと思います。恵まれた研究環境の中、多くの実験で身についたスキルや知識も今後必ずどこかで活きてくると確信しています。研究開発職や技術職を目指す方は、ぜひ大学院進学を検討してみてください。

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