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法学研究科公法学専攻 博士前期課程2年 松縄 美里さん

資格取得がゴールではなく、長く活躍できる税理士を目指したい。

松縄 美里さん

掲載されている内容は2013年6月現在のものです。

Q. 税理士を志したきっかけと、本学で学ぼうと思った理由を教えてください。

実家が祖父の代からの会計事務所を営んでおり、私も税理士として家業を継ぎたいと思うようになりました。税法について幅広く、充分な知識を身につけたうえで税理士になりたいと思い、大学院進学を選択しました。パンフレットやWebサイト、説明会などで複数の大学院を比較検討したところ、東洋大学は少人数で税法について深く学ぶことができると感じ、交通の便も良いので進学を決めました。

Q. 現在の研究テーマについて教えてください。

現在、租税に関するさまざまな知識を習得しながら、「私法上の法律構成による否認論に対する検討」というテーマで、裁判例研究を通して考察しています。公法と私法が絡む難しい分野ですが、研究すればするほど新たな発見があり、そこが面白いところですね。

Q. 指導教員の先生や研究室の様子はいかがですか?

指導教員の高野幸大先生は、質問するとすぐに答えを教えてくれるのではなく、私が気づかなかった点をさりげなく指摘し、自然と成長へと導いてくれます。そんな指導を受けることで、思考能力が鍛えられるとともに、「もっと学びたい、もっと研究したい」という気持ちが私の中に湧いてくるのです。
共同研究室は、各研究科ごとに分かれていて、何かわからないことがあるときは先輩や同級生に聞いたりしています。みんな親切で、困ったときには助け合いながら研究を進めています。

Q. どのような研究生活を送っていますか?

1年のときは、ほぼ毎日学校に来て授業を受けていました。税法だけでなく、民法、刑法など、他の法分野についてもまんべんなく勉強ができ、学部時代に学んだことの復習にもなりました。
現在、授業は高野先生のゼミだけですが、週の半分くらいは学校に来て、共同研究室で論文の作成に取り組み、図書館にも足を運んでいます。

Q. 今後の目標について聞かせてください。

父や祖父を間近で見ていて感じたことは、税理士という仕事は、資格を取って終わりではなく、取得した後もずっと勉強し続けなければならない職業だということです。税制改正も毎年のようにありますし、多様な相談に対応できる解釈の力や柔軟性が必要となります。そのためにも、じっくりと、着実に租税に関する知識や考え方を習得していき、長く活躍できる税理士を目指したいと思っています。

Q. 本専攻への入学を検討している人に向けてメッセージをお願いします。

本専攻を検討している方のなかには、税理士試験の科目免除を目的に来る方や「とにかく早く資格を取りたい」という方もいるかもしれません。しかし前述のとおり、長く活躍できる税理士になるためには、今のうちにできるだけ多くの法律、条文にあたって、豊富な知識を習得し、解釈の基礎を固めておくことが重要になってくると思います。本研究科はそうした力を鍛えてくれる、絶好の環境だと感じています。