先輩からのメッセージ 守谷 茉鈴さん

Q.進学を決意したきっかけは?

大学3年時に成績が考慮され、飛び級資格を得たことが大学院進学のきっかけです。大学1年の時から研究をしたいと希望していたので、大学の先生主催の学会参加を通じて知識を身につけ、卒業研究に向けて準備してきましたが、大学院の進学まではあまり考えていませんでした。しかし、ゼミの教授から飛び級制度をお聞きし、卒業研究をせずに大学院での本格的な研究をすることに不安を持ちながらも、誰にでも与えられる資格ではないことから、チャンスだと思い進学を決意しました。進学してから1年、研究に関する必要な知識や学会発表など、やるべきことがたくさんあり大変でしたが、力がついてきたと感じることができ、進学して良かったと感じています。

 

Q. 現在の研究テーマを教えてください。

フェイシャル・エクササイズの継続がメンタルヘルスに及ぼす影響

研究で扱ったフェイシャル・エクササイズは笑顔を作るためであり、日常生活で実践してもらった時の心理的効果とメンタルヘルスの関係性に着目した研究です。

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Q.その研究に興味を持ったきっかけは?

笑顔の研究に興味を持った理由は、授業で笑顔は印象効果だけでなく、心身にも良い影響を与えることを知ったからです。私の研究は、特に自然な笑顔ではなく、笑顔形成という部分に着目しています。スポーツ界ではゴルフの渋野日向子選手をはじめ、笑顔を作ることで精神をコントロールして、パフォーマンスを発揮させる手法が取られています。この点と従来の笑顔の効果を踏まえ、日常生活において笑顔を作る習慣を設けることで心身に良い影響をもたらすのではないかと思い、研究に励んでいます。 

 

Q.学会発表に向けた取組み(準備・活動)を教えてください。

12月に開催される『2021 Singapore Conference on Applied Psychology』で発表する予定です。そのため今は論文の作成と英語訳に取り組んでいます。大変なところは、研究の結果内容を考察する時であり、特に国際学会では、海外の論文を読む事に苦戦しています。しかし海外の論文は国内より幅広く、多くの研究成果がまとめられているので、そこで新たな知識を得ることができ、読んでいて楽しいです。これから発表内容をパワーポイントにまとめることと、英語発表の練習があるので忙しくなりますが、自分のためと成長に繋げていきたいと思います。

 

  

Q.現在の課題と将来の目標(夢)は?

大学院を卒業後、企業に就職することが決まっていますが、最終的には40代頃に自分の会社を持ちたいと考えています。大学院に入学してから先生と企業との共同研究に参加していくうちに、年を重ねても目標があり、それに向かって働いている方々の姿を見た時に、自分もそのような意思を持って働きたいと思いました。働くなら上を目指したいですし、働く上でどこまで自分を成長させることができるかを考えた時に、「起業」という夢ができました。研究は世の中の課題について原因を追及し明らかにしていきますが、これを軸にしてどの分野で起業するかを考えていきたいです。

 

Q.大学院進学を検討している人にアドバイスをお願いします。

東洋大学大学院は研究に打ち込める環境が整っており、授業も最終課題は自身の研究テーマを扱って発表することが多いです。私は研究をしたくて進学したので、笑顔の研究を進めながら、修士1年の時は“新型コロナウイルス感染症による若者の感情について“も研究し、1つの分野だけでなく幅広く専門性を深めていきました。就職活動では、この経験をお話ししたところ、その点が評価され、希望の企業の内定を得ることができました。大学院は取組み次第で自身を成長させる場となるので、検討している方は、その点を考慮しつつ、前向きに進学を考えてほしいと思います。

 

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