修了生・在校生が語る大学院の魅力 (余洪燕 さん)
経済学研究科経済学専攻 修了生 余洪燕 さん
考え方の柔軟化と成長を実感し、充実な生活を送っていました
(掲載されている内容は、2017年5月現在のものです)
Q.大学院に、進学しようと思ったきっかけは?
より高いレベルの経済知識や理論を学び、経済分析方法を身につけることにより、もっと専門的な視点から中国と日本の経済現象を分析できるようになりたいと考えて大学院に進学することを決めました。
Q.なぜこの大学院を選んだのか?
私は以下の点でこの大学院を選びました。
(1)この大学院に優秀で親切な先生がいっぱいいらっしゃいます!入学から卒業まで一人の学生は二人の先生からご指導いただけるので心強いと思います。
(2)学習や研究の環境はすごくきれいで落ち着きます。
(3)色々な面で留学生への支援の設備や体制が整っています。
Q.大学院の魅力は?
入学してから定期的に合同発表を行い、先生と学生は全員参加します。自分の研究テーマについてみんなの前でプレゼンした後、先生や学生からいろいろな観点で意見やアドバイスを頂き、自分が気づかなかったことや、間違っていることを指摘してもらい、それを自分で何度も改善や修正を重ねていく中で、考え方の柔軟化と成長を実感し、充実な生活を送っていました。
Q.大学院生活の中でつらかったことは?
留学生の私にとって一番辛かったのはやはり研究です。研究の資料や本を読んでいても研究はなかなか進まなかったり、論文撰述用のデータに間違いがあったりなどして大変苦労しました。
Q.論文の研究テーマ・授業の内容
中国自動車産業の発展戦略を再考 ~技術選択を中心に~
同じセミナーには5,6人の学生がおり、順番に講義のレジュメやプレゼン資料を各自で作成した後、先生とセミナーのメンバーに講義を行います。皆からの様々な質問に答えられるように、事前の準備が必要です。
Q.(留学生の方)お世話になった日本語学校へのメッセージをお願いします。
日本語学校:Lic日本語学校
日本に来たばかりのとき、自分がひらがなすら書けなかったときの不安な気持ちはまだはっきり覚えています。振り返れば、ほんとに日本語学校の先生方の親切な指導のおかけでいろいろな困難を乗り越えて精いっぱい頑張ってきました。感謝の気持ちがいっぱいで先生方のご健康とご活躍を心から祈っております。
プロフィール
余洪燕 さん
2014年 東洋大学 経済学部国際経済学科 卒業
2016年 東洋大学大学院経済学研究科経済学専攻
博士前期課程 修了後、企業へ就職、現在に至る