社会学科教員紹介(中澤 高師)

氏名
中澤 高師
Takashi Nakazawa

准教授 

専門分野・研究テーマ

環境社会学・環境政治学

主な著書・論文

  • NAKAZAWA, Takashi, Waste and Distributive Justice in Asia: In-Ward Waste Disposal in Tokyo, Routledge, 2018.
  • 辰巳智行・中澤高師,規制的政策はどう制度化されたのか―環境税をめぐる言説ネットワークの変容,長谷川公一・品田知美編『気候変動政策の社会学―日本は変われるのか』,79-104頁,昭和堂,2016年.
  • 辰巳智行・中澤高師,原発再稼働をめぐる<地元合意>についての首長の認識と態度 : 浜岡原子力発電所の再稼働に関する首長アンケート調査から,情報学研究,25, 1-13, 2020年.
  • NAKAZAWA, Takashi, Conflicting views on opposition to LULUs: distributive justice in three Japanese cases of waste disposal facility siting , Local Environment, 23(8), pp.846 – 860, 2018.
  • 中澤高師,迷惑施設立地の「地元合意」をめぐる紛争過程―千葉県柏市第二清掃工場建設計画を事例として,情報学研究,22巻,17-32頁,2017年.
  • NAKAZAWA, Takashi, Politics of distributive justice in the siting of waste disposal facilities: the case of Tokyo, Environmental Politics, 25(3), pp.513-534, 2016.
  • 中澤高師,広東省貴嶼鎮における電子廃棄物処理産業の実態―「電子ゴミの町」の行方と課題,環境と公害,40巻4号,44-50頁,2011年.
  • 中澤高師,廃棄物処理施設の立地における受苦の「分担」と「重複」―受益圏・受苦圏論の新たな視座への試論,社会学評論,59巻4号,787-804頁,2009年.

所属学会

日本社会学会、環境社会学会、日本環境会議

自己紹介

環境政治における公正性・民主性への問題関心から、環境紛争、特に施設紛争を中心に研究してきました。
ごみ処理場、社会福祉施設、保育園、飛行場、新幹線、道路から、原発、あるいは太陽光発電や風力発電などに至るまで、多くの政策領域において施設建設は「必要」とされます。一方で、施設立地は周辺地域・環境に大きな影響を与えるため、紛争を引き起こします。
施設紛争は、環境政治の問題・課題や矛盾が集中して顕れる場であり、リスク・科学コミュニケーション、地域社会構造、公害、環境的差別・格差、住民・社会運動、自治、政策形成など、環境社会学の重要テーマと密接に絡みあうフィールドです。
私がこの研究を始めたのは、大学時代のサークルでの経験から多数決や民主的意思決定に興味をもったことがきっかけでした。
皆さんも、身近な経験や疑問から社会学の扉を開いてみませんか。