社会学科教員紹介(松崎 良美)

氏名
松崎 良美
Yoshimi Matsuzaki

助教

専門分野・研究テーマ

医療社会学、社会疫学。ソーシャル・インクルージョン論。

主な著書・論文

「主体的に考え、生きていく」とは、いったいどのようなことなのでしょうか。自分が直面している問題が何か冷静に捉え、そこからどのように対処することができるのかを検討し、向き合っていく心構えをもって臨むことができること――このような「主体的なありよう」を下記の観点から研究しています。

①医療化、メンタルヘルス、ヘルス・リテラシーの観点から
松崎良美「メンヘラ、コミュ障を『自称』することの、知られざるリスク 女子大生への調査から見えたこと」現代ビジネス, 2019. https://gendai.ismedia.jp/articles/-/66742
松崎良美「女子大学生における“メンタルヘルス・スラング”の使用 ―健康生成論の発想からの一考察―」総合人間学, 13, pp131-144, 2019.
松崎良美「“メンタルヘルス・スラング”を定義する―都内女子大生を対象とした横断研究より― 」津田塾大学紀要49, pp197-216, 2017.

②情報の把握、アクセシビリティの観点から
Matsuzaki, Yoshimi., Hamamatsu, Wakaba., Shibata, Kuniomi. Reasonable Accommodation and Information Accessibility by Various Formats the Difference Between Braille, Sign Language, and Speech Format. 2020 Pacific Rim International Conference on Disability & Diversity Proceedings. 
松崎良美, 猿木信裕, 松田智大「「がん登録推進法」成立過程の新聞記事分析 」日本公衆衛生雑誌 67(4), pp247-260, 2020.
松崎良美「高等教育機関における「情報のアクセシビリティ」の実態と課題の検討――「読解力」に着目して」「IICS Monograph Series」35, 2019.

③本質的な学びの観点から
松崎良美, 柴田邦臣「学生の視点から考える「よい学び」とは何か――津田塾大学における教育の実践から――」「津田塾大学紀要」53, pp59-84, 2021.
本質的な学びを考えるプロジェクトとして、「まなキキ」サイトの運営に関わっています。
→「学びの危機」Counter Learning Crisis Project――障害のある子どもたちの「学びの灯」のために――」https://learningcrisis.net/

所属学会 

日本保健医療社会学会、総合人間学会等。

自己紹介

自分が知りたいこと、考え抜きたいことは何か、自分のテーマを持つことができたとき、私たちはとても強くなれます。自分にとっての「問い」を探究すべく、あとは実直に突き進んでいくのみだからです。
でも、この自分の「問い」を立てることが難しかったりもするのです。みなさんが、みなさんにとって抜き差しならない問題意識を大切に問うていく機会として、大学生活を送っていけるよう、私も精進していきたいと思います。
自分なりの「問い」を学術的に説明していくための訓練の場として、なかなか言葉にならない思いを言語化していく場として、一緒に切磋琢磨していけると嬉しいです。