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卒業生の声 ~髙橋 瑛美さん~

大好きな仕事であればどんなことがあってもやり遂げられるはずです

髙橋 瑛美 さん
(生命科学部2010年卒業)

株式会社武蔵野香料化学株式会社
研究開発部

香りを言葉で表現する難しさ、感覚を共有する難しさ

高橋さん 2010年4月に入社し、各部署での研修、製造部で粉末香料の製造を経験した後、現在の研究開発部、応用試作というセクションに配属されました。応用試作部門では、香料開発部門で開発された香料を、具体的な飲料や食品として試作し、それを評価していきます。試作と評価の繰り返しの中で、お客様の求めるものに近づけていくのです。
実際にこの仕事に就いて感じるのは、香りを言葉で表現することの難しさです。開発した香料を評価するとき、先輩方は感じた香りや味について、分かりやすい言葉、伝わる言葉で表現します。その次には、社内の評価とお客様の評価を共有することも必要です。同じ香料でも感じ方は人それぞれ。自分の嗅覚・味覚が絶対ということはありません。お互いの感覚を共有し、意見交換することで、求められている香料に近づけていきます。感じた香味をどれだけ言葉で伝えられるかが大切なのです。私はまだまだ表現力が豊かとは言えません。どのような言葉ならばその感覚を伝えられるのか、日頃の食事でも常に考えながら食べるようになりました。

好きな仕事ならばやり遂げられる そのための一歩を踏み出して

 もともと香りには興味がありました。アロマキャンドルを使用したり、入浴剤代わりにラベンダー精油を使用したり、香りがもつ「癒やし効果」を日頃から実感していました。大学のセミナーに参加することで、香料業界が狭き門であることを知り、他の業界で自分に合いそうな会社を受けてもみました。香りについての理解を深めたいという思いから、香料の専門学校に体験入学もしました。そのような中で当社からの内定。迷いはありませんでした。大学在学中から、「仕事は楽しいことだけではなく、大変なこともたくさんあるはず。もし辛いことがあっても、自分が好きな仕事ならば、最後までやり遂げられるはず」と考えていました。今もその考えに変わりはありません。
仕事でも、プライベートでも、悔いのない楽しい人生にしたいと常に思っています。やりたい、やらなければならないと思ったことがあるなら、すぐ実行するフットワークの軽さが大切だと思います。大学卒業後の自分を思い描き、進路と向き合うことで、今したいこと、しなければならないことが見えてくるはずです。一歩目を踏み出すときには勇気が必要ですが、ぜひ実行してほしいと思います。

※「仕事BOOK2013」より転載
掲載されている所属・内容などはインタビュー当時のものです。