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法学部ゼミ紹介(髙木ゼミ)

専門演習 行政判例研究及び行政課題研究

コース27 教員:髙木 英行 

ゼミの内容

本ゼミでは、行政法に関する基礎的知識を定着させるために、行政判例を研究します(行政判例研究)。また、行政問題に対する認識を深めるために、行政機関等への実地調査をも含め、特定の行政課題に関する研究をします(行政課題研究)。
2018年度の行政課題研究のテーマは、豊島区の無電柱化推進事業、台東区並びに川口市の民泊規制、横浜市のごみ屋敷対策条例でした。これらのテーマを学生主体で一年かけて研究し、最終的には学生共同論文というかたちにまとめました。

特徴・雰囲気・特別活動等について

「行政判例研究」では、関連知識を得ることとならんで、「討論」を重視して運営しています。実際にも一つの判例をめぐって、賛否両論がたたかわされることが多く、緊張感を持ったゼミ運営となっています。
「行政課題研究」では、学生が班に分かれ、各班単位で主体的に、研究計画立案、文献調査、実地調査、論文執筆に至る、一連の研究作業をします。例えば、この中の実地調査であれば、調査先の行政機関等との事前交渉、調査当日の質問内容の検討、調査回答内容の分析等の作業がありますが、これら全てを学生みずから実施します。教員はアドバイスしかしません。学生同士でいろいろ議論し、役割分担して協力し合い、創意工夫しながら、自分たちの設定した目標に向かって、研究をやり遂げていかなければなりません。
懇親会や合宿会等の「特別活動」に関しても、適宜実施しています。

ゼミの学生に対して望むこと

行政判例研究であれ、行政課題研究であれ、グループに分かれて、「学生主体」で取り組んでもらっています。したがって、自分の意見を積極的に発言しようとする意欲と並んで、他の人と協調して行動しようとする意識が求められます。このような意欲・意識がある学生であって、公務員試験や就職活動が本格化する前に、一つの問題について深く考え、かつ、チームでもって目標に向かって取り組むという経験がしてみたいという学生を望みます。
「行政法ゼミだから」と言うことで、例年、他のゼミと比べても、公務員志望者が多いです。実際に、これまで本ゼミから、数十名に及ぶ学生が公務員として巣立って行きました。現在、中央省庁、裁判所、都道府県庁、東京都特別区、政令市を含む市役所、町役場、警察、消防、自衛隊など、様々な機関の公務員として活躍しています。
もっとも「行政法ゼミだから」と言って、公務員志望の学生ばかりが集まっているわけでもありません。実際にも、多くの学生が、金融、商社、不動産、情報通信、インフラ、運輸、自動車、医療、人材派遣、流通、印刷、大学、製造、広告、アミューズメント、放送、芸能等々、様々な業種の民間企業へと巣立って行きました。
ということで、本ゼミは、「やる気」がある学生であれば、公務員志望者であっても、民間企業志望者であっても、ひとしく歓迎します。

その他

本ゼミは、「行政判例研究」と「行政課題研究」という二つの研究を両立させ、しかもそれぞれの研究を「学生主体」で行ってもらうというゼミです。加えて、合宿・懇親会その他の特別活動をする場合の企画運営に関しても、すべて「学生主体」で行ってもらっています。したがって、学生目線からすれば、かなり忙しく、負担の重いゼミだと思います。しかし忙しいぶん、皆さんの人生経験という面も含め、得るものが多いのではないかとも考えています。

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