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法学部ゼミ紹介(安藤ゼミ)

専門演習 知的財産法の裁判例についての研究

コース1 教員:安藤 和宏 

ゼミの内容

本ゼミでは、近年の知的財産法、特に著作権法・商標法・不正競争防止法をめぐる重要論点について、判例評釈を通じて、分析・検討を行っています。具体的には、担当教員が予め指定する裁判例について、担当するゼミ生が30分の発表を行い、その後、他のゼミ生と共に議論を深めるという形式を採っています。3人が1チームになって報告を行いますが、発表の1週間前に担当教員と必ず90分程度の面談を行って、報告に臨んでもらいます。ゼミ生はわかりやすいパワーポイントを作成して、報告します。討論では、「どうして原告は訴えたのか」「敗訴した当事者の訴訟戦略は正しかったか」「従来の裁判例とどこが違うか」などさまざまな質問が出されます。報告者は冷や汗をかきながら対応することになりますが、報告が終わった時の充実感はひとしおです。なお、1学期につき、4~5回はエンターテイメント業界から多彩なゲストを呼んで、講演してもらっています。

 

特徴・雰囲気・特別活動等について

担当教員は、音楽業界で30年間にわたり、契約実務やコンサルタント業務を中心にさまざまな活動を行ってきました。そのような経験を活かし、本ゼミでは単なる判例評釈ではなく、訴訟の背景や実務の実情等を十分に考慮した分析や検討を行っています。したがって、エンターテイメント業界の実務慣行や業界慣習を知りたい学生にはお勧めのゼミです。また、ゼミの雰囲気はとてもオープンで、新ゼミ生でも議論しやすい環境を整えています。実際、本ゼミでは3年生が積極的に発言し、ゼミの運営に大きく貢献しています。なお、毎年9月に長野の白馬村で2泊3日の夏合宿を実施しています。さらに印刷博物館や企業訪問等、課外授業も活発に行っています。毎月コンパを開くなど、ゼミ生同士の交流活動もしています。

ゼミの学生に対して望むこと

本ゼミ生には、報告はもちろんのこと、ほかのゼミ生の報告に対する質問や意見、そして議論を通じて、ゼミに多くの貢献をして欲しいです。つまり、発言をせずに、ただ参加しているだけという学生は、本ゼミの学生としてはふさわしくありません。また、判例評釈を行うためには関連裁判例や論文を含めて、膨大な量の資料を読み込む必要があります。したがって、ゼミ生は丹念に調査するための集中力と持続力が期待されています。また、自分の意見を臆せず堂々と主張するとともに、他人の意見に素直に耳を傾ける謙虚さも併せて持ってほしいと思います。

その他

デジタル化・ネットワーク化時代になり、著作権ビジネスの重要性はますます増してきています。また、日本政府が推進しているクールジャパンも、著作権ビジネスが深く関わっています。このような状況の下、エンターテインメント業界における訴訟や実務を専門的に学ぶことができる本ゼミは、他大にもない希少価値があると考えています。ぜひやる気のある学生諸君の応募を待っています。
エンターテインメント業界で就職したい人を歓迎します。また、本ゼミではプレゼンテーション能力の向上を図ることができますので、コミュニケーション能力をさらに伸ばしたい人には絶好のゼミだと思います。