法学部ゼミ紹介(石塚ゼミ)

専門演習 国際紛争解決における国際法・国際裁判の役割

コース36 教員:石塚 智佐

ゼミの内容

国際社会には現在、領土問題や武力紛争など多くの紛争が存在していますが、国内社会のように紛争を裁判で解決するのは非常に難しいのが現実です。本ゼミでは、国際社会と国内社会の違いを認識した上で、国際紛争の平和的解決における国際法や国際裁判の役割を研究します。

具体的には、前期では、国際法の基本論点について時事問題を絡めながら勉強します。後期は、前期で勉強したことと関連のある国際判例を取り上げ、検討します。その際に国際紛争の背景や判決後の事件の動向等にも着目することで、国際法の基本構造への理解を深め、国際平和について皆で考えることを目的としています。

特徴・雰囲気・特別活動等について

今年度の参加者は、3年生が4名、4年生が11名です。毎回3,4人が報告を担当し、皆で1つのテーマや事件を検討します。報告担当学生は事前に教員にレジュメを送り指導を受けた上で、レジュメを修正・完成させます。また、報告者以外の学生も事前に資料を読むことが求められ、必ず一度は発言しなければならないので、ゼミ内には程よい緊張感が漂っていると思います。教員として、ゼミ生の声には常に耳を傾けるようにして、ゼミ生と相談しながらゼミ運営を行いたいと考えています。

ゼミの学生に望むこと

「日々の国際ニュースに関心があるけどわからないことが多いから、もう少し踏み込んで勉強してみたい」や「国際平和のために国際法や国際裁判はどのような役割を果たしているのか詳しく知りたい」、そんな気持ちを抱いている学生の履修を歓迎しています。特に留学や国際交流に興味のある学生にはぜひ本ゼミに参加してほしいと思います。本ゼミには毎年のように留学生が履修しており、ゼミ生同士で各自の経験や知識を共有して、知見を広めてほしいと願っています。