<5>介護等体験について

   中学校の免許取得希望者は、教職に必要な科目の修得、卒業要件の充足の他に、3 年次に特別支援学校で 2 日間と社会福祉施設で 5 日間の計 7 日間、高齢者や障害者に対する介護、介助、交流等の体験を行い、受入先に体験を行った証明をいただく必要があります。
   この体験を行うには、大学をとおして申し込みをしなければなりません。
   概要は以下のとおりです。
(1)参加条件
   以下の条件を全て満たさなければ、介護等体験に参加することはできません。

  ① 介護等体験に積極的に参加する意欲があること。
  ② 全 2 回の説明会に出席し、必要な書類を提出すること。
  ③ 実施年度の 4 月に大学の健康診断を受診し、異常なしと診断され、心身ともに健康であること。
  ④ 麻疹(はしか)の抗体検査・予防接種を行い、免疫があると認められていること。
  ⑤ 母体保護のため、体験開始日が妊娠中もしくは出産から 8 週間以内でないこと。
  ⑥ 介護等体験料(含む保険料)を所定の期日までに納入していること。
  ⑦ 指定された体験日程で介護等体験に参加できること。
  ⑧ その他、必要な手続きのすべてを完了していること。

(2)体験日程・体験先
   受入先の都合を考慮したうえ、東京都教育委員会および東京都社会福祉協議会が、希望者各人の日程と受入先を調整・決定します。個人的な事情や要望(サークル、アルバイト、海外留学、就職活動、仕事等)による日程・受入先の指定や変更(また、このことに関する個人交渉)・辞退は一切できなので、参加を希望する者はこの点を了承し、自分の都合を調整したうえで体験に臨んでください。
  ①日程
      授業期間だけではなく、夏季・冬季休暇期間・土・日・祝日を含む日程で行います。
  ②体験先
      いずれも東京都に所在する学校・施設で行います。体験希望者が多いため、現住所に近い場所で行えるとは限りません。

<特別支援学校>
   視覚障害者、聴覚障害者、知的障害者、肢体不自由者又は病弱者(身体虚弱者を含む。)に対して、小中学校等に準ずる教育を行うとともに、障害による学習上又は生活上の困難を克服し自立を図るために必要な知識技能を授けることを目的とする学校。在籍する児童生徒等に対する教育を行うほか、障害により教育上特別な支援を必要とする小中学校等の児童生徒等の教育に関し、必要な助言又は援助を行います。

<社会福祉施設>
   ・高齢者にかかわる施設
   ・児童福祉・障害児にかかわる施設
   ・障害者(身体、知的、精神障害者)にかかわる施設
   ・生活保護にかかわる施設

(3)内容
   ・学校、施設の利用者の介護・介助(入浴・排泄等含む)
   ・学校、施設の利用者との交流(話し相手)、学習活動の指導・援助
   ・学校、施設が実施する行事(学園祭・バザー・遠足・サークル活動等)の補助
   ・学校、施設の掃除、洗濯等の作業
   特別支援学校事例…授業参観、作業学習補助、学校行事補助等(プール実習・マラソン大会等)
   社会福祉施設事例…車椅子補助、点字の勉強、送迎バスへの添乗、サークル活動の補助等