教員紹介(佐々木 茂)

佐々木 茂(Sigeru Sasaki)

教授(国際観光学科)

【略歴(プロフィール)】
-Brief Summary of Career(Profile)-

1991年に高崎経済大学の専任講師(マーケティング、商学総論)として着任、2001年に教授。2007年から早稲田大学大学院商学研究科Executive Training Programme兼任講師(Consumer Behavior in Japan)。2014年から東洋大学国際地域学部国際観光学科でリテール・ビジネス産業論を担当、2017年から東洋大学国際観光学部教授。最終学位、商学博士(明治大学)。

 

【研究分野(専門領域)】
-Research Field-

学部時代から一貫してマーケティング・チャネルの研究に取り組み、企業間コンフリクトの管理やコミュニケーションを研究し、流通システムについての博士論文をまとめた。その後、中心市街地活性化法の関連で経済産業省からの依頼でまちづくりの研究に着手。2000年に米国・ワシントン州立大学に留学し、まちづくりに関わる様々な団体(自治体、NPO、企業、大学など) の連携関係を学び、地域ブランドの研究も加えた地域マーケティングを研究している。東日本大震災以降は、地域発国際戦略にも注目し、中小企業や農林水産業と観光産業が一体となって、海外市場との関わりを形成する仕組みを検討している。最近では、高齢化の問題が地域の喫緊の問題となってきており、高齢者が元気に人生を謳歌できるフレイル予防ツーリズムという新機軸を打ち出している。

 

【最近の主な研究テーマと活動内容】
-The Latest Research Theme and Activities-

社会的活動:
日本地域政策学会・副会長,経産省四国経産局「四国中心市街地活性化研究会」座長,国交省関東地方整備局「北関東甲信山並景観まちづくり連携会議」座長,群馬県「国際戦略推進に係る有識者懇談会」座長,群馬県「農政審議会」会長,大分県豊の国商人塾・塾頭、ゼミの学生たちと福島県南会津町で観光まちづくりデザインを実践する。

執筆活動:
「流通システム論の新視点」ぎょうせい,2003,「地域マーケティングの核心―地域ブランドの構築」同友館,2016。「入門・マーケティングの核心」同友館,2021、他。

 

【主な担当科目】
-Main Subjects-

国際観光交流論:
中小企業の発展、農産物振興、インバウンド観光については、競争の視座は海外に向けられ相互に関連し合い、他国との競争に対抗できる総合的な戦略が不可欠となってきている。国際市場における地域経済グローバル化の視点が求められていることを地域全体と共有し、他地域とは異なる地域のコンセプトを学ぶ。

地域マーケティング:
私たちの生活基盤は、衣食住、医療・福祉、交通、職場、教育、家族、友人関係などの関係性から成り立っている。この関係性が生き生きとつながり、暮らしやすい環境の源が「地域」。地域間での競争が益々地域の個性や能力の明確化を求めるようになり、地域のあり方も多様化している。地域内外の人や企業や大学、自治体、NPOをネットワーク化し、地域文化と資源を重視して活性化に取り組む考え方を学ぶ。

 

【受験生・在学生へのメッセージ】
-Message for Students-

私はゼミ指導で、卒業生や地域社会との親密なネットワークづくりを心がけています。32期となるゼミは、「将来への夢を見つけるきっかけづくり」をコンセプトに、マーケティング(地域ブランドや広告、農水産物の流通)と観光とまちづくりを実践的に学べる環境を用意しています。インターンシップ(講座)は、フランスの地方都市(Lyon, Marseille, Troyes, Toulouse)のDMO(観光戦略実践組織)において、地域の文化・観光資源や戦略を学び、日本人観光客誘客の提案を行います。理論と実践を組み合わせ、コミュニケーション能力を磨き、多様な個性と能力を発揮できる学びを大切にします。