教員紹介(越智 良典)
越智 良典(Yoshinori Ochi)
教授(国際観光学科)
【略歴(プロフィール)】
-Brief Summary of Career(Profile)-
1975年 |
早稲田大学政治経済学部政治学科卒業 近畿日本ツーリスト株式会社入社 海外団体ミッションの営業 |
2001年 | 本社戦略部長(海外旅行担当) |
2007年 | 常務取締役 |
2008年 | 専務取締役 |
2011年 | ユナイテッドツアーズ株式会社代表取締役社長 |
2013年 | (一社)日本旅行業協会理事・事務局長、 ツーリズムEXPOジャパン事務局長 |
2020年 | 東洋大学教授 (一社)日本旅行業協会参与 |
【研究分野(専門領域)】
-Research Field-
リスクマネジメント、国際観光、旅行事業経営
- 21世紀のツーリズム産業はテロ、自然災害、感染症の3つの大きなリスクを克服してきました。
その知見をもとに新型コロナウイルス感染症危機をどう克服するかの研究をしています。 - 観光を通じたSDGsへの貢献に世界各国がどう取り組んでいるか?観光政策を比較して、
日本の観光政策やプロモーション戦略を研究しています。 - お店で旅行を相談して、申し込む時代ではなく、ネットで便利に旅行の予約ができる時代です。
旅行会社がどんな価値を提供し、役割を果たしていくのか ビジネスモデルを研究しています。
【最近の主な研究テーマと活動内容】
-The Latest Research Theme and Activities-
新型コロナウイルス感染症をどう克服するか?ツーリズム産業をどう回復させるか?政策提言に取り組んでいます。
具体的には、GoToトラベルキャンペーンの中間総括と再開への提言をしたり、ワクチン接種証明を活用した国際交流の再開への提言をしています。
海外の観光機関や医学会とも連携し、最新情報を入手し、一歩先に備えることを心掛けています。
【主な担当科目】
-Main Subjects-
旅行事業経営論:
時代の変化に伴い旅行業はビジネスモデルを変えてきました。ネットの時代の旅行業の役割を学びます。
また、コロナを克服する為の前向きな取り組みや最新のトピックを取り上げ解説します。
海外ツーリズム論:
主要国の観光政策は何を目指して、どのような組織ややり方で行われているかを紹介し、
日本の観光政策とプロモーションのあり方を学びます。
観光学特殊講義:
課題解決のやり方や戦略MAPの作り方を学んだうえで、ツーリズム産業の各企業の戦略を研究します。
プレゼンやレポートを通じてキャリヤ形成に必要な表現力を磨きます。
【受験生・在学生へのメッセージ】
-Message for Students-
世界60ヶ国を訪問して実感するのは、世界は広く、魅力にあふれていることです。
私が大好きなことばは2017年の「開発のための持続可能な観光の国際年」のこのキャッチコピーです。
「Travel,Enjoy,Respect」
国際交流は、必ず復活します。2030年のSDGsのゴールに向かい、
観光を通じて宇宙船地球号のために役立つ知恵を一緒に身につけましょう!