教員紹介(飯嶋 好彦)

飯嶋 好彦(Yoshihiko Iijima)

教授(国際観光学科)

【略歴(プロフィール)】
-Brief Summary of Career(Profile)-

株式会社京浜急行電鉄に20年間務めたのち東洋大学に移りました.前職では,駅務係,バス営業所の会計係,温泉旅館の番頭見習い,小規模百貨店の紳士服売り場と食料品売り場の販売員を経験したのち,商業施設やホテルの開発などを担当してきました.観光学科では,ホスピタリティ系の教員です.以前は,ホテル経営,ホスピタリティ・マネジメント,ホスピタリティ立地論などの授業を担当していましたが,現在は人的資源論やリーダーシップ論などの人に係る授業を多く担当するようになりました.

 

【研究分野(専門領域)】
-Research Field-

経営学,特に組織論と人的資源論,マーケティングが専門です.ホスピタリティ産業を主たる研究分野にしています,そのなかでも「人材」について研究しています.これまでは,ホテル従業員の離職問題,採用・教育のあり方,ホテル企業の女性従業員のキャリア開発などを研究してきました.また,ホスピタリティ産業で働く人の適性,つまりどのような性格や能力・技能をもった人材が活躍できるのかについて考えてきました.

 

【最近の主な研究テーマと活動内容】
-The Latest Research Theme and Activities-

ホスピタリティ産業は,多くの人びとが働いています.そして,会社のマネジャーや経営者は,従業員が自分の仕事に誇りをもち,やる気を出して働いてほしいと願っています.しかし,人間は機械と異なり,「心」をもっています.そのため,従業員がやる気をもって働くためには,この心の内を知る必要があります.そこで,現在は,従業員管理に心理学を応用できないかと考えています.加えて,コロナ禍により,ホスピタリティ産業が苦境に陥っていることから,この苦境から脱却するために打開策を考察し,提言しています. 

 

 

【主な担当科目】
-Main Subjects-

ホテル開発論:
フルサービス型ホテルを企画する際のステップ,例えばどのような規模のホテルを作るのか,客室は何室つくればよいのか,ホテルを作ってどの程度儲かるのかなどを,具体的な事例を用いて考察しています.

ホスピタリティ起業論:
ホスピタリティ産業は起業しやすい反面,倒産しやすい産業です.そこで,起業の実態を把握したうえで,なぜ多くのホスピタリティ企業が経営に失敗して倒産するのかを事例を用いて考察しています.
ホスピタリティ人的資源論:ホスピタリティ産業の従業員を対象にして,その採用,教育,動機付け,リーダーシップのあり方などについて考察しています.

 

【受験生・在学生へのメッセージ】
-Message for Students-

観光学はさまざまな学問,例えば経営学,経済学,地理学,歴史学などを応用して学ぶ学問です.そのため,特定の分野に偏ることなく,幅広く学んでほしいと思います.一方,私は,観光にはホテルや旅館,レストラン,旅行代理店のカウンター,アミューズメント施設,お土産物などの物販施設等,観光者と観光企業が触れ合う現場がたくさんあります.その現場を詳しく観察すると,「なぜ,そのようなことをしているのか?」,「この店のサービスをもっと改善すればより良い店になるのでは?」と思うことがあります.このような疑問や問題意識を多く感じることが,観光学部で学ぶとき重要です.私は,皆さんと一緒に,この疑問や問題意識への答えを探したいと考えています.