生活支援学科教員紹介(任 セア)
氏名
任 セア
Lim Saeah
自己紹介
私は、日・韓の社会福祉士と介護福祉士の国家資格を所有しており、介護職の専門性の向上について研究しております。これらを活かして、学生の皆さんがアジアの福祉をつなぐグローバルリーダーとして成長できるようにサポートします。
「失敗は成功の母」ということわざが好きです。学生の皆さんが失敗を恐れず、倒れても何度でも立ち上がれるように身近なところで支えながら、失敗の原因と乗り越える方法について一緒に考える先生になりたいです。
受験生へのメッセージ
皆さんには生活支援学科で「福祉専門職」として成長してほしいです。
私は、生活相談員や介護職員として実践現場に携わる際に「何でも屋さん」として高齢者の方々と関わりました。でも、勉強を重ねるうちに、「何でも屋さん」ではなく、エビデンスをもって介護サービスを提供する「福祉専門職」になりたいという気持ちが強くなりました。私は、学生の皆さんが「福祉専門職」として成長できるようにサポートします。
専門分野・研究テーマ
専門分野:社会福祉学、介護福祉学
研究テーマ:
介護職の専門性の向上に関する研究
ケアワーカーの専門職化に関する研究
主要業績
『単著』:
- 「韓国の療養保護士の養成及び研修に関する研究 ―日本の介護福祉士との比較を中心に―」『福祉社会科学』4号、pp.1~14、2014年
- 「ケアワーカーの専門職化に関する研究―日本の養成制度からの示唆―」『介護福祉学』24巻・1号、pp.1~8、2017年
- 「療養現場での療養保護士の専門性に関する研究」『長期療養研究』6巻1号、pp.49~78、2018年(韓国語論文)
- 「介護職の専門性の構成要素に関する研究――これまでの研究動向の考察から――」『評論・社会科学』125号、pp.37~53、2018年
- 「療養保護士の専門職の発展可能性に関する研究」『長期療養研究』7巻1号、pp.33~52、2019年(韓国語論文)
『共著』:
- 郭芳・田中弘美・任セア・史邁(2018)「子どもの自己肯定感に及ぼす影響要因に関する実証研究――京都子ども調査をもとに――」『評論・社会科学』126号、pp.15~32
- 埋橋孝文、任セア、楊慧敏(2019)「日・中・韓の生活保護を国際比較する (特集 日中韓の生活保護改革:日中韓の比較分析、および各国における現状と課題)」『Int'lecowk :国際経済労働研究』通巻1095号、pp7~13
研究キーワード
介護職、専門性、専門職、人材育成