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内閣府国際青年交流事業 体験談 2017年

国際地域学部 国際地域学科 3年 中島有紀

はじめに

 私は2017年9月に、内閣府国際青年交流事業の派遣団員として選抜され、バルト三国のエストニア共和国を訪問してきました。現地では、教育大臣や日本大使、日本と姉妹都市協定を結ぶ都市の市長などへの表敬訪問から、教育機関や企業・博物館などへの訪問、現地の代表青年との交流やディスカッション、ホームステイなど様々な体験を18日間の滞在で行いました。 そもそも、国際青年育成交流事業は、平成5年の皇太子殿下の御成婚を記念して平成6年に開始されました。派遣から帰国した後も、日本を含めた7か国の青年たちと社会問題について議論をする会議が行われました。日本にも多くの在日外国人が増加していく中で、国際的な視野や価値観を学べると考え参加しました。

エストニアでの活動

企業訪問

 テレビ通話のアプリケーションとして世界的に有名な「Skype」はエストニア発祥の企業です。その本社に訪問し、IT先進国としての優れたインターネット技術や創造性を生み出すための会社のあり方などを学びました。滞在中、様々なエストニアの企業を訪問しましたが、子供やペットを連れてくることが出来たり、会社の中で食事や睡眠、ビリヤードなどの遊戯室が設けられていたりするなど、日本では考えられないような工夫が凝らされていました。

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Skype社訪問での写真

ディスカッション

 エストニア青年団たちとキャンプをしながら、私たち日本青年団は丸々2日間、”What is active citizen?”というテーマで多様な社会問題について話し合いました。子供の電子機器の使い過ぎ、AIの今後について、移民の受け入れについて、LGBTや少子化についてなど、深く議論をし合いながら私たち青年が社会に対して何が出来るかを発表していきました。

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ホームステイ

 現地青年の家庭で2日間ホームステイをさせてもらいました。都市での滞在では感じることの出来なかった農村地域での滞在は、現地の人々をより深く理解することが出来ました。私は、ロシア系の青年の家庭にホームステイをしたのですが、暖かく向かい入れながらエストニアやロシアの暮らしや文化について学ぶことが出来、同様に日本料理を振舞うなど文化交流も行えました。       

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  ホストファミリーとの写真

事業を振り返って

 今回の事業を通して、世界の青年たちは高い意識をもって社会問題解決に取り組もうとしていることを感じました。特に、エストニアという国は歴史上様々な国の支配を受けており、再独立を果したのは1991年であることからも平和への関心が高いように感じました。しかしながら、歴史を悲観的にとらえることなく、IT技術や子供への幅広く質の高い教育などを生かし発展していることを学びました。シャイな国民性で、家の中では靴を脱ぐといった意外な共通点を知ったり、現地青年との交流を通し て文化や優しさに触れたりなど、実際に訪れなければ感じることの出来なかった経験は私を大きく成長させてくれました。この事業で学んだことをこれからも広報活動や他の国際交流活動にも積極的に取り組んでいきます。多くのことを学べる事業ですので、ぜひ本学の学生にも参加してみてほしいと思います。もし、興味があれば私に連絡を取って頂ければと思います。

 最後になりましたが、この場をお借りして本事業を通してお世話になってすべての皆様に厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

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  エストニア青年団との集合写真

  内閣府国際青年交流事業について