経営学部ゼミ紹介―大堀耕太郎ゼミ
テーマ
「システムアプローチと複雑性マネジメント」
担当: 経営学科/大堀 耕太郎(おおほり こうたろう)教授
ゼミの概要
このゼミでは、社会における複雑な対象を「システム」として認識して、その対象の深い理解と問題解決を目指します。複雑な対象の最近の例としては、COVID-19の感染拡大が挙げられます。「感染抑制と社会経済活動の両立はなぜ難しいのか?」 と 考えると、あまりにも多く要素が相互に影響しており、簡単には根本原因を突き止めることはできません。(みなさんも実感していると思います )このゼミで学ぶシステムアプローチは、問題の本質を捉え、社会の理想状況を実現するための施策の発見を支援します。 具体的に用いる技法は、フィールドワーク、データ分析、数理モデリング、シミュレーションなど 様々です。 ゼミ生のみなさんは、教員の指導のもと、 自身の研究課題に適した技法を選択してシステムアプローチを実践していきます。
テーマ例
COVID-19の感染拡大防止、大規模施設の快適性向上、テーマパークの混雑緩和、スーパーマーケットの売上増加、カスタマーセンターの生産性向上など、人間活動を含む対象であれば、何でも構いません。ゼミ生一人ひとりの問題関心を起点に研究テーマを定めていきます。