卒業論文

◆◆ 1 卒業論文作成のプロセス◆◆
①適切な卒業研究テーマを見つける
卒業研究のテーマについてどのような問題意識を持って、何をどこまで明らかにするのかを決めなくてはなりません。常日頃から新聞・雑誌・テレビなどのニュースに関心を持ち、学術書や研究論文を読むなどして問題意識を深めることが必要です。

②文献を収集し、精査する
これまでの研究で何がどこまで明らかになっているのか、また、何が明らかにされていないのかを知るために、文献収集を行い、その内容を精査する必要があります。この作業をとおして、自分の卒業論文がどのような点で独創性(オリジナリティー)をもつのかを考えましょう。
※ インターネット上の情報には不正確なものも多く含まれており、情報の真偽を検討せずに安易に利用すると、間違った結論を導くことになりかねません。各種の書籍・論文・報告書・新聞・雑誌記事を丹念に集めて、コツコツと読む努力も同時に積み重ねていきましょう。

③リサーチ・クエスチョンを明確に示す
卒業研究をとおして、どのような「問い」に答えようとするのか、どのような「疑問」を解き明かそうとするのかを明確に示します。この「問い」「疑問」がリサーチ・クエスチョンです。先行研究などを参考にして、焦点を絞り込んだリサーチ・クエスチョンを設定しましょう。

④リサーチ・クエスチョンの答えを得る
収集した文献を分析したり、インタビューを行ったり、アンケート調査を行ったりして、リサーチ・クエスチョンの答えを導き出します。分析にあたっては、定性的な方法や定量的な方法をその目的に合わせて用います。

⑤得られた結果について考察し、インプリケーションを示す
卒業研究によって得られた結果は、既存研究に貢献することができるのか、経営・マーケティング・会計ファイナンスの実務に応用することができるのかを考えます。前者を「アカデミック・コントリビューション」、後者を「マネジリアル・インプリケーション」といいます。また、研究方法の不十分さによる「妥当性の脅威」の可能性についても議論します。

 

◆◆ 2 執筆方法◆◆
◆書式
原則として、パソコンを使用して執筆します。用紙はA4 版またはB5 版で、横書きとします。書体は明朝体を推奨しています。レイアウトの設定については、マイクロソフト・ワードの初期設定を使用しても構いません。一つの例として、以下の表を参考にしてください。

◆構成
①序論
卒業研究の課題がどのようなもので、従来の研究と比べていかなる独創性を持っているのかを、論文の冒頭で示します。これを序論といい、数頁にわたって詳述します。
②本論
先行研究を受け継ぎながら、独自の意見を“確かな情報”に基づいて展開します。これを本論といいます。
③結論
最後に、独自の意見の展開によって、新しい知見を提示します。これを結論といいます。
◆字数
字数は図表を含めて40,000 字以上を目安とします。

!・図書館の検索システムで「卒業論文の書き方」と入力して検索すると参考書が出てきますので、何冊かを選んで必ず参考にしてください。
・研究にあたっては、卒業論文の担当教員の指導を受けてください。
・参考文献の引用方法や参考文献リストの表記方法に関しては、「レポート執筆要領」を参考にしましょう。

 

◆◆ 3 表紙◆◆
・下記の項目を印字します(印字しない場合は、同項目を記入した表題紙を表紙
に貼る)。
◇提出年度、卒業論文のタイトル(副題も含む)
◇学部学科名、学籍番号、ゼミナール名、氏名
・奥付も作成することが望ましいです。
・背表紙を作成できない場合はなくても構いません。

 

◆◆ 4 装丁◆◆
・製本または簡易製本したうえで1部提出すること。提出間際になると業者が込み合いますので、製本には時間的な余裕を持つように心がけてください。
・本人の保管用として1部準備することをお奨めします。