略年譜

井上円了 略年譜

出来事
年齢  社会情勢 

1858
(安政5)

3月

越後国(新潟県)、真宗大谷派慈光寺の長男として誕生

 0歳

6月、日米修好通商条約調印
9月、安政の大獄が始まる

1868
(慶応4)

3月

石黒忠悳の漢学塾に学ぶ

10歳

1月、戊辰戦争
9月、明治改元

1874
(明治7)

5月

新潟学校第一分校(旧長岡洋学校)に入学

16歳  

1877
(明治10)

9月

京都・東本願寺の教師教校英学科に入学

19歳

2月~10月、西南戦争

1881
(明治14)

9月

東京大学文学部哲学科に入学

23歳  

1884
(明治17)

1月

哲学会を創立

25歳

 

1885
(明治18)

7月

東京大学文学部哲学科を卒業

27歳

12月、内閣制度発足

10月

哲学祭(現在の哲学堂祭)を開催

1887
(明治20)

1月

「哲学書院」を設立

28歳  
2月

『哲学会雑誌』を創刊

9月

哲学館(東洋大学の前身)を創立(麟祥院境内の建物一棟を借りて開校)

29歳

1888
(明治21)

6月

第1回海外視察に出発(1889年6月帰国)

30歳

4月、市制・町村制公布

1889
(明治22)

9月

台風により新築中の哲学館校舎倒壊

31歳

1月、徴兵令大改正(免役条項の大幅撤廃)

11月

哲学館を本郷区駒込蓬莱町(現在の文京区向丘)に移転

1890
(明治23)

11月

哲学館専門科設立の基金募集のため第1回全国巡回講演を開始(1893年2月まで継続)

32歳

7月、第1回衆議院議員総選挙
11月、第1回帝国議会開院式

1893
(明治26)

11月

「妖怪研究会」を創立

35歳  

1894
(明治27)

8月   36歳

日清戦争勃発(~1895年)

 

1896
(明治29)

3月

第2回全国巡回講演を開始(1902年9月まで継続)

38歳

4月、第1回近代オリンピック競技開催

1896
(明治29)

12月

哲学館校舎全焼


1897
(明治30)

7月

哲学館を原町(現在の白山キャンパス)に移転

39歳  

1899
(明治32)

2月

京北中学校を創立、開校式を挙行

40歳  

1900
(明治33)

4 月

文部省から修身教科書調査委員を委嘱される

42歳
 

1901
(明治34)

1月

内閣から高等教育会議議員を委嘱される

1月、日英同盟協約調印

1902
(明治35)

11月

第2回海外視察に出発(1903年7月帰国)

44歳  
12月

哲学館事件発生(文部省から中等教員無試験検定の特権を剥奪される)

1904
(明治37)

1月

第3回全国巡回講演を開始(1905年9月まで継続)

45歳
 
4月

「専門学校令」による哲学館大学の学長に就任

46歳

哲学堂(現在の東京都中野区哲学堂公園)開堂式を挙行

1905
(明治38)

5月

京北幼稚園の開園式を挙行

47歳  

1906
(明治39)

1月

哲学館大学学長・京北中学校校長を辞任

4月

修身教会運動のため全国巡回講演を開始(1919年6月まで継続)

48歳  

1911
(明治44)

4月

第3回海外視察に出発(1912年1月帰国)

53歳

10月、辛亥革命

1914
(大正3)

4月

  56歳

第1次世界大戦勃発(~1918年)

1919
(大正8)

6月

中国大連で講演中に倒れ逝去(訃報はAP通信で配信され、7月18日付のニューヨークタイムズ紙に掲載)

61歳

5月、五四運動

井上円了の生涯WebBookリンク
【Web Book】
井上円了の生涯 哲学の伝道者をめざして

32ページ/2020年3月発行