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本学卒業生 澤好摩氏が芸術選奨文部科学大臣賞を受賞

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写真1文化庁では、芸術活動の奨励と振興に資するため、芸術各分野において、優れた業績を挙げた人物、またその業績によってそれぞれの部門に新生面を開いた人物を選奨しています。
このたび、本学卒業生で俳人 澤 好摩氏(さわ・こうま/1967年文学部国文学科卒)が平成25年度(第64回)芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)を受賞されました(2014年3月13日発表)。



【受賞対象】
写真2「句集光源」の成果

【受賞理由】
澤好摩氏は長年同人誌を拠点に静かな、かつ確かな存在感を示し続けてきた。
伝統を踏襲する姿勢とは一線を画し、新興俳句と前衛俳句の流れを汲(く)む作風は、
ここへ来て伝統でも前衛でもない、誰も踏み込んだことのない境地へ突き抜けたようだ。
「うららかや崖をこぼるる崖自身」「百韻に似し百峰や百日紅(さるすべり)」
「うたたねの畳の縁を来る夜汽車」「凭(もた)るるは柱がよけれ妹よ」などに見えるように、
韻律はときにしなやか,ときに重厚。言葉も、あるときは巌(いわお)のごとく、
またあるときはあえかな光を纏(まと)う優しさを見せる。韻文性に優れ、重量感がありながら、自在。
さらに、シャープな現代性と抒情性をも併せ持つ本書は、俳句形式の最も美しい結晶の一つと言えるだろう。

文化庁「平成25年度(第64回)芸術選奨文部科学大臣賞 贈賞理由」より引用