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第16回「現代学生百人一首」入選作品

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入選おめでとうございます!!

応募総数56,373首の中から選ばれた入選作品をここに発表します。たくさんのご応募ありがとうございました。
なお、学校全体で「現代学生百人一首」に取り組まれ、多数の優れた応募作品がある学校に贈呈します「学校特別賞」は下記の5校に決定いたしました。

  • 岩手県 県立一関第一高等学校
  • 茨城県 県立下館第一高等学校
  • 千葉県 昭和学院秀英高等学校
  • 東京都 頌栄女子学院中学校
  • 東京都 暁星中学校
「現代学生百人一首」へのご感想等は、東洋大学広報課 mlkoho@toyo.jpまでお寄せ下さい。
過去の「現代学生百人一首」入選作品については過去の入選作品をご覧ください。

入選作品(作品は都道府県別に北から並んでいます)

夕焼けが沈む瞬間風が吹くどこか切ない紅の町

北海道 増毛町立増毛中学校 1年
宮津 有沙

ライバルが最後に言った『ありがとう』楽しかったな引退試合

北海道 釧路工業高等学校 3年
下山 博

履歴書を何度も何度も書き続け大きくなった指のペンダコ

北海道 釧路商業高等学校 3年
池田 優一

友達がイジメられてた知ったとき僕の口から言葉が消えた

北海道 釧路商業高等学校 2年
相澤 幸輝

「オレなんか生きてる意味も無いんだよ!」初めて父が拳をふった

北海道 函館水産高等学校 3年
野島 一茂

教室の一番後ろの窓のそばここが私の安らぎの場所

青森県 青森山田高等学校 2年
藤田 莉絵

留学生のわれに故郷の黄砂降る励ましくるるか遥か海越え

青森県 青森山田高等学校 3年
張 民捷

本当はしたいことなどないけれど無理やり決める将来の夢

青森県 大湊高等学校 3年
竹谷 和子

学校の豚舎で一番器量よしモモコの世話は私の担当

青森県 三本木農業高等学校 3年
宗像 杏子

人間は心に馬鹿を飼っている悲しみをエサにまぜて食わせる

青森県 三本木農業高等学校 1年
若沢 日出美

調理場に初めて入る手の火照り冷えたトマトが吸い取ってゆく

青森県 八戸西高等学校 2年
小泉 優美子

帰り道隣に並ぶ弟を見上げて話す春のはじまり

青森県 八戸西高等学校 2年
中村 香奈子

洗濯物分けて入れる私見てさみしそうな父の横顔

青森県 三沢商業高等学校 3年
久保田 亜紀子

どうしてと入学してから考えるこの学校を選んだ理由

青森県 三沢商業高等学校 1年
川口 友香

あれはダメこれはダメだと言う前にまずは聞いてよ私のやる気

青森県 光星学院高等学校 3年
長谷川 仁子

息白く車いす降り大地踏む地球の奥の熱さ感じる

青森県 八戸第一養護学校 1年
中野 考博

隣りの子一人が欠けただけなのに淋しい風が通る教室

岩手県 一関第一高等学校 2年
澤田 千景

月明かり照らす輪郭いつもより見慣れた君が大人びていた

岩手県 一関第一高等学校 1年
阿部 由佳

「一日」をコピー機にかけ何枚もつなげたものが私の「毎日」

岩手県 黒沢尻北高等学校 2年
佐藤 敬直

牛乳が空のコップに注がれるスタートラインの白線のよう

岩手県 黒沢尻北高等学校 3年
平野 玄磨

ぽつぽつとアスファルト濡らす夏の雨砂のにおいが僕にしみこむ

岩手県 水沢高等学校 2年
及川 志気

机の上を片付けていた時間まで学習時間に含めた自分

岩手県 水沢高等学校 2年
高橋 和哉

メール一円話す言葉は0円手紙八十円うその痛みは同じでした

秋田県 横手城南高等学校 1年
小西 千穂

今思うケイタイなんかなくたって不安じゃなかった13歳

福島県 磐城農業高等学校 1年
武島 由季

朱き月の湿った風が頬をかすめる今頃だった君と会った日

茨城県 石岡第一高等学校 2年
細谷 真友美

夕焼けを映す校舎の窓を見て校門くぐる仕事の帰り

茨城県 下館第一高等学校 4年
高浜 亜希子

番号が透けると聞いて試したら見えてしまった自分のコード

茨城県 東洋大学附属牛久高校 3年
松本 寛之

糸数壕中に入れば戦争の恐さ感じる水滴冷たし

埼玉県 上尾南高等学校 2年
中村 秀敏

「変われる」と思う自分はいるけれど変わろうとする自分がおらず

埼玉県 伊奈学園総合高等学校 3年
郡司 諭

問題を解けずになやみ考える気づかずしているペン回しの癖

埼玉県 小川高等学校 1年
千島 和也

悲しいね家族を分ける国と海早く家族をひとつにさせて

埼玉県 川越工業高等学校 2年
福田 謙太

前にいる先輩達にあいさつをしようかどうか微妙な距離間

埼玉県 川越女子高等学校 1年
川崎 さやか

とちの木の大きなはっぱが手をふって夏が来たよと教えてくれる

埼玉県 熊谷女子高等学校 1年
長谷川 香理

「青いね」と片付けられて蒼く咲くバラの蕾を想像してる

埼玉県 熊谷女子高等学校 1年
木村 香織

焦げくさいはんだの臭いをかぎながらがんばりとおすテスター製作

埼玉県 玉川工業高等学校 1年
柳 忍

電線をつなぐ練習するたびに曲げる指先ずきずき痛む

埼玉県 玉川工業高等学校 1年
岩鼻 広之

山車倉を開けると今年も木の香り三日三晩の祭始まる

千葉県 佐原市立佐原中学校 3年
坂本 薫弘

この鼓動電気に変えると何ワット全身真っ赤君と目が合う

千葉県 千葉市立幸町第二中学校 3年
阪本 拡也

砂浜でただがむしゃらに穴を掘るただ掘るだけでなぜか楽しい

千葉県 麗澤中学校 1年
李 滉高

緊張が新しい言葉作りだすなれない敬語の面接練習

千葉県 鎌ヶ谷西高等学校 3年
大塚 友美

秋の午後机の上の陽だまりに誘惑されて遠のく意識

千葉県 佐原高等学校 1年
八木 香織

バスの中秋の夕日に照らされたオレンジ色の単語たち

千葉県 佐原高等学校 3年
青野 央

大学に行きたい気持ち口にせず倉庫の奥でひたすら働く

千葉県 松戸南高等学校 3年
佐久間 慎太郎

君の背の見慣れぬ赤のTシャツの異国の言葉和訳してみる

千葉県 芝浦工業大学柏高等学校 1年
永木 鮎美

ロスタイムあってほしいよ試験時間鉛筆の選手捨て身の攻撃

千葉県 昭和学院秀英高等学校 2年
松本 考央

告白も別れの時も親指で今の時代はせつないものだ

千葉県 千葉商科大学付属高等学校 3年
石原 達也

顕微鏡ミクロンまでも測れるがはかりきれないあなたの心

千葉県 木更津工業高等専門学校 1年
鈴木 順平

電車乗りなまりのドアに触れたならビリリとしびれてまた冬が来る

東京都 開成中学校 2年
黒須 智之

旧盆のゆれるほほづき笹かざり先祖の心と触れ合うひととき

東京都 吉祥女子中学校 2年
三上 恵

テレビつけ騒がしいなと思ったら物理も化学も世界に達した

東京都 暁星中学校 2年
三田 悠仁

誰もいないホームの横で鳴く虫に終電知らせる夜の踏切

東京都 暁星中学校 3年
今泉 潤

寝なさいよ!この先生の一言も修学旅行の思い出のうち

東京都 頌栄女子学院中学校 3年
家原 陽子

どうしても失くしたくない宝石はひまわり畑の君との思い出

東京都 星美学園中学校 3年
藤崎 綾香

自転車で背筋のばして駆けおりる見慣れた景色早送りにして

東京都 東京学芸大学教育学部附属大泉中学校 1年
今井 彩

定期券見せて改札通る時言葉にならぬ誇らしさ

東京都 世田谷区立新星中学校(夜間学級) 2年
永田 トミ

嫌いだった習わせられたこのピアノ鍵盤叩く母亡き今も

東京都 吉祥女子高等学校 2年
小林 萌子

「この角で私は被爆したんです」見上げた空には旅客機一つ

東京都 恵泉女学園高等学校 2年
佐藤 彩絵

少しでも君と一緒に居たいからコンビニ寄って無いもの探す

東京都 星美学園高等学校 1年
臼井 鮎

汗しみて重さ増したる柔道着ひきずるように合宿終わる

東京都 専修大学附属高等学校 1年
髙橋 朋也

燃えたぎる熱き竜馬を読み終えて僕のひとつの夏が過ぎゆく

東京都 専修大学附属高等学校 3年
金木 桂太

制服のかさねる歴史セーラーのリボンにそよぐ百年の風

東京都 戸板女子高等学校 1年
植竹 佐和子

満員の電車の中で格闘中どんどん離れる体とかばん

東京都 都立小石川高等学校 1年
黒川 奈津美

六ドアの車両の端にひそむ鬼今日もつかまり眠りに落ちる

東京都 都立小石川高等学校 1年
白井 一彰

稲光我が家の猫は腰抜かしほふく前進押入れの中

東京都 都立墨田川高等学校 1年
有賀 豪

涙目の後輩励ましそのあとで隠れて泣いた引退試合

東京都 都立戸山高等学校 1年
大久保 咲里

「去年の今日、あんたはピアスを開けたのよ」母がつづった三年日記

東京都 都立八丈高等学校 3年
磯﨑 江里子

満天の星降る異国メルボルンまぶたの裏によみがえる街

東京都 日本橋女学館高等学校 2年
尾谷 千春

「あとちょっと」授業を延ばす先生は次の時間は体育と知らず

東京都 明星高校女子部 2年
柴田 江美子

好き嫌いどちらも同じ女へん漢字の良さがわかった二文字

東京都 明星高校男子部 3年
清水 英樹

「根源的悲しみ」って何。干されたるジーンズの中身のぞいてみたり

東京都 早稲田大学高等学院 3年
森井 良

泣き声を私の子だと聞き分ける自信に満ちた五日目の母

東京都 新宿区医師会立看護高等専修学校 2年
武子 あけみ

神棚の腐る梨見て感じるは母の背中に渦巻く疲れ

神奈川県 北鎌倉女子学園 2年
大宜見 奈保

この部屋をあんたにあげると言う祖母の言葉の意味を解りたくない

神奈川県 六ツ川高校 2年
吉倉 朋子

君が好き空から降りる乳白の白い蛍を君にあげるよ

新潟県 東京学館新潟高等学校 2年
五十嵐 智子

芽かきして二つのつぼみを摘み取った僕はこうして生きているのに

新潟県 東京学館新潟高等学校 3年
平野 尚幹

制服に初めて腕をとおした日とても大きく感じていたのに

福井県 三国高校 3年
吉村 佳亮

休日に洗濯をほす僕がいてそれを乾かす太陽がいる

山梨県 日本航空高等学校 1年
三島 一益

夏の日の雲ひとつない青空に初フライトの鼓動聞こえる

山梨県 日本航空高等学校 3年
赤塚 智

世の中には解らないことが多すぎる0.3(テンサン)シャープで数式を撃つ

長野県 伊那西高等学校 2年
橋爪 千夏

幼子の小さき瞳に突き刺さる瓦礫となった中東の街

長野県 松本第一高等学校 3年
市川 絵美

塩しょうゆいろいろ試し真似してもなかなかでない母さんの味

静岡県 下田北高等学校 1年
鈴木 沙季

白い網揺れた瞬間青の声列島包むワールドカップ

静岡県 桐陽高等学校 2年
佐野 麻依子

一度だけテスト白紙で出したいな真面目と言われる自分を消して

静岡県 静岡農業高等学校 3年
谷津 真希子

七輪で父と二人で焼くサンマけむりにまかれて秋になる僕

愛知県 安城市立安城西中学校 1年
深津 紀之

息つめてアルミを加工する音が実習棟に響く真夜中

三重県 津工業高等学校 3年
杉田 裕樹

たくさんのチューブで巻かれた祖父を見て僕の心にチューブがからまる

大阪府 清風中学校 2年
中野 達矢

あの人に出会った時から切ってない髪の長さは時間の長さ

大阪府 大阪市立南高等学校 1年
蝶野 ゆかり

止まらない蔵王の傾斜はきつすぎて例えていうなら君への思い

兵庫県 鳴尾高等学校 3年
山本 文

成功か失敗なのか微妙だよゆとり教育週休二日制

兵庫県 姫路飾西高等学校 2年
大西 貴也

「重いよ」の声にのっての宅配便柿と芋には祖父母の笑顔

兵庫県 東洋大学附属姫路高等学校 1年
由利 彰敏

マンションの蛍光灯を背景に羽化する蝉の羽が広がる

兵庫県 湊川女子高等学校 1年
野﨑 奈緒

買ってでもしろという苦労なら僕は一杯親に売ってる

岡山県 岡山工業高等学校 3年
河瀬 隆典

第二ボタン右手に握り左手に渡せなかった言葉を握る

山口県 大津高等学校 1年
今浦 美希

あと少しもう限界かまだいける自分の前に線はひかない

福岡県 城南高等学校 2年
中川 雅之

雨にぬれふんわり香る藤の花やさしい雨よいつまでも降れ

長崎県 鹿町町立鹿町中学校 3年
近藤 裕里

梅の実をしそにつけてる祖母の背中日々染まりゆく赤じそ色に

長崎県 鹿町町立鹿町中学校 2年
豊嶋 祥平

くたくたでいつも電車で寝てしまいいつも夜空の銀河を走る

長崎県 長崎工業高等学校 1年
鳥越 大

伸びてゆく影がひとつでないだけで優しくなれる不思議な時間

大分県 中津北高等学校 2年
荒川 咲子

父さんの肩の上から見た景色覚えているよ初めての海

宮崎県 日南高等学校 1年
田中 慎一

秋空の青さに心うばわれてまた聞きのがす国語の授業

鹿児島県 野田女子高等学校 1年
江口 綾香

小学生の部

青空に白くたたずむいわし雲のってみたいなクラスみんなで

千葉県 市川市立富美浜小学校 6年
金子 大輝

ワイドショーいつもタマちゃんおいかけてストレスたまる川のアイドル

千葉県 市川市立富美浜小学校 6年
知念 えりか

ねがいごとかんがえるまえにきえちゃったとてもすばやいながれぼしです

千葉県 市川市立富美浜小学校 2年
板橋 愛花

すみれだよむらさきだったきれいだなとてもうれしいまたさくかなあ

千葉県 市川市立富美浜小学校 2年
保泉 明日香

大好きなハリーポッター買いましたロンもでてきてかなりハッピー

神奈川県 川崎市立木月小学校 5年
田場川 愛実

家の中まどから見えるお月様まどのむこうはもみじが光る

神奈川県 川崎市立木月小学校 5年
柴田 侑里

弟と兄弟げんかをしたけれどイチョウがちってきてなかなおり

愛知県 安城市立安城東部小学校 6年
渥美 宏紀

秋の田が夕やけ色にそまってる私は走る風になるまで

愛知県 安城市立安城東部小学校 5年
水上 かおり

朝起きてにこにこ顔のおじいちゃん今日もいそいそ魚つりだな

愛知県 安城市立安城東部小学校 4年
中根 悠希

始業式クラスが気になる教室へ走っちゃいけないろう下を走る

大阪府 岸和田市立旭小学校 6年
藤井 美和

入選作品集を希望される方へ

第21回~23回の冊子は在庫がございます。
ご希望の方は希望冊数により下記の切手代をご負担いただきます。
住所・氏名・電話番号・希望冊数を明記し、切手を同封の上、下記の宛て先までお送りください。
※本年度(第24回)の小冊子は2月中の発行予定です。何とぞご了承ください。

(1冊 140円、2~3冊 240円、4~6冊 390円、7~12冊 580円)
〒112-8606
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