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保護者の方々へ

 保護者の皆様へ

平成25年5月  校長 遠藤隆二


 保護者の皆様には、日頃より、本校の教育にご理解とご協力、ご支援をいただきまして、誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。
 昨年の4月、本校に着任しましてから丁度一年が経ち、2年目に入りました。これまでの経験を生かして、引き続き本校教育の充実発展に全力で取り組む覚悟でございます。昨年と同様、よろしくお願い致します。


 先ずはお礼ですが、この3月、保護者の皆様に「体罰に関する調査」のお願いをしました。調査にご協力をいただきましてありがとうございました。 全生徒及び全教員に対する調査結果と合わせまして、残念ながら13件の体罰がありました。この調査結果につきましては、茨城県を通じてそのまま文部科学省に報告しました。この体罰に関しましては、文部科学省の指示や大学法人の指導を得ながら、学校として適切な処置を行いました。また、全教職員で「体罰は今後一切しない」ことを確認致しました。ご理解いただきたいと思います。
 この4月には、一年生の保護者の皆様に「もし本校に『中学校が併設されていた』とすれば、『進学させたい』と思いますか。」という調査を行いました。521名(89.8%)の保護者の皆様からご回答をいただき、「進学させたいと思う」が39名、「選択肢の一つにさせた」が183名、「分からない」が250名、「その他」が49名という結果でした。ご協力をいただきましてありがとうございました。

 平成25年度は、580名の新入生を迎えて全校生徒1686名と119の教職員をもってスタートし、現在、教育課程は計画通り行われ、教育活動も順調に行われています。生徒たちは、学習活動はもちろん、学校行事や放課後の部活動にも熱心に取り組んでいます。ご安心下さい。ご存知かとは思いますが、この5月には注目すべき行事がありますのでご紹介いたします。


 〇東洋大学白山キャンパス見学会
 一年生が東洋大学など大学に関する理解を深め、一人一人が自己を見詰めて今後の学習と将来の進路(卒業時の進路)について考える行事です。

 〇東洋大学学部学科説明会
 三年生が東洋大学の27名の先生方から東洋大学の各学部学科の特色等についての説明を直接聞き、附属推薦(約480の推薦枠)についての三者面談や進学先の学部学科決定の資料とする行事です。この3月に卒業した生徒のうち、附属推薦で東洋大学に進学した者は200名(昨年は285名)でした。

 〇定期考査
 定期考査は5月、7月、10月、12月、2月の年間5回実施し、本校での授業の理解度を診るとともに、本校での学習成績の基礎データになるものです。年間5回の定期考査と年間2回(9月、1月)実施の実力考査の3年間の総合成績が一定の成績に達していれば、附属推薦枠で東洋大学に進学できることになっています。その意味でも定期考査はとても大切です。このため、定期考査には計画的に真剣に取り組むことが大切です。保護者の皆様からもその趣旨をお子様にお伝え下さるよう、お願いします。


 放課後の部活動も活発に行われています。高体連の夏の大会はこれからですが、現在、校長室には空手道部、軟式野球部、女子硬式テニス部の優勝旗があります。昨年度は7つの部で約120名の生徒が関東大会に出場しています。今年度も陸上競技・駅伝部をはじめとする多くのスポーツ系の部活動の活躍が期待できます。この5月には、牛久市生涯学習センター文化ホールにおいて、吹奏楽研究部の定期演奏会とダンス部の発表会が予定されています。生徒たちには、卒業時の進路先(大学進学)を見据えながら、学習と部活動のバランスある活動を行って充実した高校生活を送ってほしいと願っています。また、スクールカウンセラーを配置し、生徒たちのための相談体制(月、水の2日間、10:00~17:00まで)も整えています。活用するよう、お子様にお伝え下さい。保護者の皆様もご活用できます。

 本校は、来年度、創立50周年を迎えます。本校がこの創立50周年を機に「魅力ある学校」として大きく羽ばたけるように、これまでの本校のすべてを見直し、下記の基本理念、教育目標、目指す学校像、育てたい生徒像、基本方針等を定め、現在、これを基にして学校の改善・改革に取組んでいます。

Ⅰ 基本理念
   学祖、井上円了博士の
     「建学の精神」・・・「護国愛理」
     「教育の理念」・・・「諸学の基礎は哲学にあり」「知徳兼全」「独立自立」

Ⅱ 教育目標
  ・知的好奇心と高い志をもち、自ら考え、自ら行動する意欲あふれる生徒の育成
  ・深く考える力と本質に迫る健全な批判精神を培い、将来、社会に貢献できる有為な人材の育成

Ⅲ 目指す学校像
  (1) 変化の激しい社会を「生き抜く力」=『人間力』を育成する学校
  (2) 個性・能力を伸長させ、生徒の希望する進路を実現する学校
  (3) 基礎基本を徹底し教育水準の維持向上に努めている学校 
  (4) いい人間関係をつくり、切磋琢磨して人間力を高め合っている学校
  (5) 体験活動など多様な教育を展開して豊かな教養と応用力を育成する学校

Ⅳ 育てたい生徒像
  (1) 人間としての基礎基本と「確かな学力」を確実に身に付けた生徒
  (2) 知的好奇心と高い志をもち、自らの進路を自ら切り拓く生徒
  (3) 豊かな教養と優れた知性・技能・感性等をもち、自ら考え、自ら行動する意欲溢れる生徒
  (4) 仲間と切磋琢磨し、何事にも主体的に取組み、粘り強く努力する生徒
  (5) スポーツと芸術を愛し、心身ともに健康で他人を思いやる優しい生徒

Ⅴ 基本方針
  (1) 学力を向上させ、生徒の進路希望を実現させる。
  (2) 魅力ある教育活動(「国際理解教育」「理数科教育・環境教育」「小・中・高・大の連携教育」など)を展開し、地域社会に貢献する。
  (3) 人権尊重の精神を基にした人間教育(道徳教育、キャリア教育、哲学教育等)を充実させる。
  (4) 「豊かな教養」「確かな学力」「健やかな心と体」を育む教育を充実させ、厳しい社会を生き抜く力=人間力を育成する。
  (5) 自信と誇りをもち、互いに高め合える潤いとアクセントのある教育を行う。

 上記Ⅰ~Ⅴに基づいた学校の改善・改革の取組みの当面のポイントは、(a)校舎の建て替え (b)中学校の設置 (c)学力向上と進路指導の充実の3点です。(a)と(b)については、法人大学や茨城県等の関係機関と折衝しながら進めています。まとまり次第、報告致します。(c)の学力向上や進路指導の充実については、現在、次のような取組みを行っています。

・1年生からコースごとに教育課程を編成し、コースの特色を生かした指導をしています。

・7、8時間授業を実施していますが、使用教材、指導内容・方法の工夫改善を行っています。

・3年間の進路指導計画に基づき、HR・学年指導や講習等を充実させています。

・今年度も国際理解教育と語学教育を可能な限り実施し、グローバル化社会に積極的に対応します。
 昨年度はアメリカに72名、中国に40名、シンガポールに14名、合計126名の生徒を外国に派遣するとともに、モンゴルから90名、アメリカから48名の高校生を受け入れしました。語学研修としましては、オーストラリアのオレンジ市のカノボラス高校に16名を派遣しました。

・進路室だよりの発行や進路に関する講演会を実施するなど生徒の進路意識の向上に努めています。

 本校では、現在、学校改善・改革プロジェクトチームと学校改善・改革推進チームを立ち上げ、魅力ある「新しい学校」に変身できるよう、学校が一丸となり、全教職員が一体となって全力で取組んでいます。本校の教育にご理解とご協力、そして、ご支援をいただきますよう、今後ともよろしくお願い致します。