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ドイツ哲学者インタビューを実施しました。

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TIRPhでは、「ドイツ環境教育」について、ドイツ哲学者インタビューを実施しました。
  

今年(2008)8月、マールブルグ市近郊に位置するロスベルグにある「ユーゲントヴァルトハイム(青年森の家)」環境教育センターを訪れました。マールブルグ大学、教育学部ベルツ(Bölts)講師のご案内によるものでした。マールブルグ近郊は、穏やかな地形と気候に恵まれた豊かな農村が散在しています。マールブルグ市から車で20分ぐらいのロスベルグという村の近くの森の入り口に、「青年森の家」が位置し、三階建ての大きな教育センター立っていました。センター内でのインタビューによると、この建物は、もともと、森の管理のための建物が廃屋になっていたものを、ベルツ氏が高校教員の頃、授業のクラスの高校生と共に、環境に優しい建物作りの専門家と協働で、3年間かけて、環境適応家屋として修復したとのことでした。作り出して、一年後、環境問題に真剣に取り組む諸企業の経済的支援に支えられ、半官半民のプロジェクトの性格をなし、建物の完成とあいまって、その建物建設の経験を土台に、環境センターが設立され、現在では、小中学校(ドイツでの教育制度は、日本と異なり、ここでは、日本の小中学校に当たる年齢層を意味しています)の生徒が授業に使用できる様々なプログラムが実施されています。

  

環境教育が、地方行政との積極的な取り組みの中で、民間の環境問題に関する関心の高さを背景にした企業による援助と一体になった、環境を保護し、豊かな環境を取り戻すという具体的実践を通して実施されている、現実的で有効性のあるその現状に触れることができました。このセンターは、最近では、太陽光発電を最大限に活用した村全体の環境政策の拠点ともなっているそうです。このような環境教育センターは、ロスベルクに限らず、ドイツ国内で1000に及ぶということお聞きして、いかに、環境教育が社会全体の問題として位置づけられて実行されているか、その実現力に感銘をうけました。