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東洋大学国際教育センター主催セミナー「シェイクスピアと教育(Shakespeare and Education)」を開催しました

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1月6日(土)に「シェイクスピアと教育(Shakespeare and Education)」を開催しました。

写真

1月6日(土)13:00~16:30、白山キャンパス スカイホールにて国際教育センター主催セミナー「シェイクスピアと教育」を開催しました。本セミナーは、招聘講師による基調講演2本と学内外からの講師によるワークショップ形式の授業実践報告3本で構成され、英語の授業から消えつつある「シェイクスピア」を学ぶ価値について多角的に考察することを目的に開催しました。プログラムは次の通りでした。

《プログラム》

Shakespeare & Pegagogy A (司会:内丸公平)

  基調講演A 南隆太氏(東京経済大学教授)

 ‘“What’s in a name?”: Shakespeare and the Japanese Pop Culture’

ワークショップ1 児玉恵太氏(名城大学非常勤講師)

 ‘Reading The Tempest through the Graphic Novel’

Shakepseare & Pedagogy B(司会:五十嵐博久)

  基調講演B  サラ・オリーブ氏(ヨーク大学講師)

   ‘Shakespeare in East Asian Education’

  ワークショップ1 鈴木辰一氏(岐阜市立女子短期大学講師)

   ‘Learning The Merchant of Venice through Film and Narrative Versions’

  ワークショップ2 マイケル・ランドルフ氏(本学生命科学部講師)

   ‘Performing A Midsummer Night’s Dream

 南隆太氏の基調講演は、「皆さんは最初にシェイクスピアをどこで知りましたか?」という問いかけではじまりました。1950年代頃から日本の大衆文化に浸透してきた「シェイクスピア」が、今日では、人気アニメやテレビゲーム、そしてテレビCMに至る日常のあらゆる場所に偏在することを学びました。サラ・オリーブ氏の基調講演は、氏が編集長を務める英国シェイクスピア協会の刊行誌Teaching Shakespeareに寄稿された日本における講義事例と、韓国やベトナムにおけるシェイクスピア受容の状況を俯瞰する内容でした。オリーブ氏は、東アジア地域においてシェイクスピアを学ぶ経験は、国際情勢や地域及び世界の政治状況への探究心を養うことにつながると主張されていました。

 児玉恵太氏、鈴木辰一氏、マイケル・ランドルフ氏のワークショップでは、各氏が実践している教育の一端を紹介していただきました。学生が原文に手が届かない場合は、リトールド版や映画等のアダプテーションを教材としてシェイクスピアを学んでも、それらを読み比べることで、言葉をそれが発せられた時代や社会の状況に照らして相対的に解釈する力を育むということ、そして、少し背伸びをして原文に親しめば、確かな言語運用能力とコミュニケーション力の素地が整ってゆくことを教えていただきました。

 セミナーは3時間半の長丁場でしたが、参加者から「実践的で啓発されるヒントを多々頂いた」、「シェイクスピアが現代にリンクする部分がある」等の感想をいただきました。白山キャンパスでの開催でしたが、板倉や川越からも多くの参加者があり、また、学外からは北は青森、南は京都から足を運んでくださった方もおられます。講師の先生方とご参加いただいた皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。 

 (報告者:内丸公平・五十嵐博久)

 

ポスター

キャプチャ

招待講師

南隆太氏(東京経済大学教授,Asian Shakespeare Association設立会員 理事

南先生主要著書:Shakespeare in Asia: Contemporary Performance (Cambridge UP, 2010), Shakespeare’s Asian Journeys Critical Encounters, Cultural Geographies, and the Politics of Travel (Routledge, 2016)

 

 

Sarah Olive氏(ヨーク大学講師,バーミンガム大学シェイクスピア研究所客員講師

サラ先生British Shakespeare Association発行の雑誌Teaching Shakespeareの編集長。

主要著書:Shakespeare Valued: Education policy and pedagogy, 1989-2009  (Intellect, 2015)。

 

 

 

講師:ワークショップ・タイトル

児玉恵太(元・南山国際高等学校英語教諭、名城大学非常勤講師):Reading The Tempest through the Graphic Novel

鈴木辰一(岐阜市立女子短期大学専任講師):Learning The Merchant of Venice through Film and Narrative Versions

Michael RandolphLecturer at Toyo University:Performing A Midsummer Night’s Dream

 

コーディネーター

内丸公平(本学総合情報学部助教)・五十嵐博久(本学食環境科学部教授)

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