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理工学フォーラム2015 受賞者インタビュー優秀ポスター賞 生体医工学専攻松本浩乃さん

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理工学フォーラム2015 受賞者インタビュー

優秀ポスター賞 生体医工学専攻 松本 浩乃 
『台風からリンゴを守る』

【研究概要】

台風の強風によって収穫前のリンゴが落下する被害を受けることがある.リンゴに作用する流体力を見積もろうとしても,リンゴのような非球体形状の抵抗係数は調べられていない.そこで,リンゴ形状の抵抗係数とリンゴのヘタに作用するせん断応力,周りの流れを調べた.その結果,袋掛けするとリンゴに作用する抵抗力が大きくなり,ヘタに作用するせん断応力が大きくなることを明らかにした.このことは,袋掛けによって大きな流体力を受けることを意味している.

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        リンゴの周りの流れ

【学生インタビュー】

 受賞おめでとうございます。受賞の感想をお聞かせください。

ありがとうございます。
受賞した時は、嬉しさ+恥ずかしさ+安心感がありました。研究室の先生方や先輩に企業の方を紹介していただいたり、応援していただいたりしていたので、結果を残せてよかった…という安心感が大きかったかもしれません。受賞までに、先生方や先輩方にたくさんのお力添えをいただき、感謝でいっぱいです。これから、一層力をいれて研究を進めていきたいと思いました。

今回の発表では、どのようなことに注力しましたか。

自分がやりたいことは「リンゴを台風から守ること(研究目標)」だということを強調して発表しました。理工学フォーラムの会場には、他学科の先生方や学生、企業の方がいらっしゃると聞いていました。自分とは異なる分野の方にこの研究で何をしたいのかを分かりやすく伝える必要があると感じ、聞きに来てくださった方の背景を伺いながら、自分の研究についても発表しました。例えば、企業の方であれば商品開発につながるというテーマであると説明をし、先生方であれば理論的な考察を交えて説明するといった具合です。聞きに来てくださった方に自分の研究に興味を持ってもらえるように努力しました。
そうしたことで、研究背景はうまく伝わったように思っています。丁度、リンゴが台風で落下してしまったことがニュースになっていたので、その話も出しながら説明できました。

しかし,実験データの説明についてはまだ改善の余地があると感じました。ポスター発表は3分で説明するように研究室では指導を受けていますが、今回の口頭説明では課題が残ったように感じています。次回は、短い時間の中でもっと分かりやすく実験結果を説明できるように工夫していきたいと思っています。

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           実験風景

発表で印象に残っていることはありますか。

質疑応答では、学生、先生方、企業の方、みなさんから質問やアドバイスをいただけ、とても充実した実りのある時間となりました。特に面白かった質問は、「どのような装置で実験を行っているか」という実験方法についての質問です。同じ流体力学分野で自分と同じように抵抗計測の実験をしている学生からの質問でした。自分の実験手法だけでなく、相手と似たような苦労点などまで共有できたことは、普段の研究発表とは違うものを感じました。

研究の面白さ、やりがいを教えてください。

自分の研究が、世の中に出て役に立つということを実感できるところと実験の中で新しいことに挑戦できることが自分の実験の魅力です。私の研究は身近なテーマで、リンゴ農家の方に貢献できる研究です。リンゴを台風から守るために自分のアイディアでなんとかできないかと考えるとわくわくします。また、装置や実験材料を製作したり改善したり、自分のアイディアを活かして新しいことに挑戦できるところが特に楽しいところです。
実験は、繰り返し行いデータを集めていきます。繰り返し作業した時に、失敗があると落ち込みますが、締め切り前などは無心になって必死にやっています(笑)。また、飽きないように実験と実験の間に、他の作業を入れて、長時間同じ作業をしているという状況にならないようにしています。それを乗り越えて有効なデータが得られた時は本当に嬉しいです。

今回の理工学フォーラムについて感じたことはありますか。

他学科の先生や学生、企業の方々との意見交換を通して、自分とは異なるバックグラウンドを持つ方の意見やアドバイスにとてもよい刺激を受けました。「これからも頑張ってね」という暖かい応援もいただき、研究のモチベーションが上がりました。これからも継続して開催してほしいと思います。

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