平成28年12月12日(月)、東洋大学川越キャンパス1号館において、「JICAボランティアセミナー」を開催し、理工学部と総合情報学部の在学生、約30名が参加しました。
まず、講師を務めた北脇秀敏副学長(国際地域学部教授)が「東洋大学生とJOCV」と題し講演し、本学においても、工学部(理工学部、総合情報学部の前身)卒業生が、文学部、社会学部に次いで多く活躍しているといった報告がありました。また、途上国において協力隊に参加することで、人材育成や語学力向上に繋がることを説明し、学部・大学院在学中に入隊することを強く推奨しました。
続いて、玉置遼さん(本学理工学部建築学科卒業、国際地域学研究科博士前期課程2年在学中)が、自身の、パナマ共和国、ケニア共和国におけるボランティア経験を紹介しました。現地でのゴミ拾いプロジェクトや農村巡回調査に関するリアルな体験談を講演し、「座学よりも実際に体験させる方が効果的」「JOCVは国際協力業界への第一歩として最適」と強調しました。
最後に、青年海外協力協会の粉川綾佳さんにJICAボランティアの説明をしていただき、スタッフとして活動した経験について語っていただきました。また、学生からも質問が多く出されました。
東洋大学理工学部、総合情報学部では、グローバルコミュニケーションスペースの運営や日本人学生の海外留学支援や語学試験対策などを通じ、積極的なグローバル人財の育成、世界で活躍できるエンジニアの育成に継続的に取り組んでまいります。