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【研修合宿報告】島原市鐘ケ江元市長から有事のリーダーシップを学ぶ(国際観光学科)

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鐘ヶ江元市長
国際観光学科の島川ゼミでは3年生19名、4年生11名が「想定外の事態が起こったときの、人間の強さと弱さ」をテーマに研修合宿を行いました。
長崎といえば原爆がまず思い浮かびますが、平成3年に起こった普賢岳の噴火による火砕流、土石流被害も忘れることができません。
当時陣頭指揮を執り、復興するまではひげをそらないということで、全国に「ひげの市長」の名前で有名になった、当時の島原市長の鐘ヶ江管一さんから直接お話をうかがうことができました。鐘ヶ江元市長は今年82歳、昨年脳の重い病気をされたようですが、今回は私たちにお元気な姿を見せてくださいました。
警戒区域や避難勧告区域の設定に関する市長としての決断の苦悩や、国や県の言い分と地域住民の言い分を調整していくことの難しさをたっぷり語っていただき、有事の際には覚悟を持ったリーダーシップが本当に大切だということが分かりました。
講演会の様子
 鐘ヶ江元市長は東日本大震災の教訓にも触れ、とにかく、自分の身は自分で守ること、情報にアンテナを常に張り、平時から対策できることはしておくこととアドバイスいただきました。
 学生たちは事前に鐘ヶ江元市長の著作「普賢、鳴りやまず」を読んでこの講演を聞きました。事前学習の大切さも同時に学んだようです。

その後、遠藤周作「沈黙」の舞台となった外海、平戸、生月島まで足を伸ばし、隠れキリシタンたちが命を懸けて守ったものはなんだったのか、思いを馳せました。まさに現地でしか分からない場の雰囲気を感じる研修合宿となりました。

学生レポート

鐘ヶ江前島原市長の話を聞いて、私は上に立つ人間の難しさについて考えさせられました。県からの指示と住民の声。まさに責任者としての対応が問われる状況での鐘ケ江市長の対応にはとても感動しました。そして自然災害の多い日本において、このような一刻を争う決断をすることがどれだけ勇気のいることかを講演を通して感じました。義援金で完成した記念館には是非全国の人に訪れ、自然災害の驚異を肌で感じてもらいたいと思います。(国際観光学科3年 藏敷のどか)

鐘ケ江元市長の本を読み、お話を聞いて、自然災害の恐ろしさを痛感しました。そして、市民の命を守るために"前例が無いから"という周囲の反対を退けて全国の市町村初の警戒区域の設定に踏み切った勇気を素晴らしく思いました。私は昔からリーダーをすることが多く、現在ゼミ内のグループでリーダーをしています。ただ、人をまとめることに苦手意識があり、リーダーとして自信が持てませんでしたが、鐘ケ江元市長のお話から、時には周りを自分についてこさせようとする勇気と強さも必要なんだと感じました。(国際観光学科3年 平山夏織)