1. トップページ
  2. Academics//教育
  3. 学部・学科
  4. 国際地域学部
  5. 【国際地域学科】環境省・水俣市主催「水俣条約3周年記念特別公開ゼミ」第3回を本学で開催しました。
MENU CLOSE

【国際地域学科】環境省・水俣市主催「水俣条約3周年記念特別公開ゼミ」第3回を本学で開催しました。

  • English
  • 日本語

 

講義の様子環境省および水俣市は、平成25年10月に水俣市・熊本市で開催された外交会議において採択された「水銀に関する水俣条約」の理解を深めることを目的として、水銀研究を第一線で行っている日本の研究者を招いて、特別公開ゼミを開催しています。その第3回を、平成28年12月21日(水)に東洋大学白山キャンパスにて、国際地域学科の北脇秀敏教授、荒巻俊也教授の協力のもと開催しました。

---

講義の様子

第3回は「水銀リスク~安全に管理するには?水俣条約にみる国際社会と日本の取組~」をテーマとし、慶應義塾大学環境情報学部の袖野玲子准教授を講師に迎え、国際地域学科北脇ゼミ、荒巻ゼミの学生を中心に本学科の学生が約60名、学外から約20名が参加して行われました。

水銀は、水俣病を引き起こした原因物質として環境汚染の問題がある一方で、われわれの生活や産業において利用されてきた有用な物質でもあります。ゼミの前半では、袖野氏が水銀の利用の現状とそのリスクについて国内および世界全体の視点から解説をし、後半では袖野氏から日本国内で回収された水銀の海外への輸出の是非について問題提起がなされ、10のグループに分かれて水銀の海外輸出を継続するか、禁止するかについて議論が行われました。当面は輸出を継続すべき、あるいは禁止すべき、とさまざまな意見が各グループより出されましたのち、日本政府の方針と現在の取り組みについて紹介された後、ゼミは終了しました。

講義の様子参加学生からは「環境汚染物質だから使用や輸出を禁止すれば問題が解決されるといった単純なことではないことがよくわかった」「日本だけで考えていても問題の解決にはつながらない」などのコメントがあり、このような環境汚染の問題の複雑さを改めて実感するとともに、学外からいらした社会人とのディスカッションなど、通常の授業の中では得られない経験ができました。