あいさつ(学部長)

English (TOYO Global RDS)

真のグローバル人材輩出を目指す

国際地域学部長 坂元浩一教授

東洋大学国際地域学部
学部長
坂元 浩一

東洋大学国際地域学部は、2012年に文部科学省、日本学術振興会の「グローバル人材育成推進事業」の拠点の一つに採択されました。同事業は、若い世代の「内向き志向」の克服や、グローバルな舞台に積極的に挑戦して活躍できる人材の育成を目的としています。国際地域学部では、これまでにもグローバル人材を育成する取り組みを推進していましたが、グローバル人材育成推進事業の採択によって、グローバル人材の育成のためのプログラムに一層磨きをかけられるようになりました。

国際地域学部は1997年創設の比較的新しい学部です。グローバル社会の一員として国際感覚を持ち、地域に根ざした活動ができる人材を育てようということから、「国際地域学部」の名称を付けました。特徴的な活動がいくつかあります。その1つが、「英語を学ぶ」のではなく「英語で学ぶ」機会を増やすことで、専門の講義を英語で実施してきました。また、在学中にグローバル社会に触れる機会を与えるため、海外への留学、海外での研修のプログラムを多く用意します。さらに国内で留学生とともに日本の文化を学ぶ国内研修を実施し、身近で世界に触れながら日本を考える機会もつくり上げています。

グローバル人材育成推進事業に採択されたことによって、これまでの実績やノウハウを整理した新しいグローバル人材育成プログラム(Program of Global Human Resources Development: GHRD Program)をスタートさせます。プログラムでは習得すべき具体的な能力を「語学力・コミュニケーション能力の向上」「異文化理解・日本人としてのアイデンティティの醸成」「実践的能力の育成」「専門知識の英語による修得」の四つに分類し、それぞれに多彩なプログラムを用意しました。卒業時にTOEFLスコア550達成者を卒業生の35%に、海外留学経験者を40%に引き上げる目標を掲げています。

国際地域学部がグローバル人材育成事業に取り組むことで、東洋大学全体のグローバル人材育成を進展させることにもつながります。全学の国際交流をサポートする「国際教育センター」と国際地域学部が連携し、グローバル人材育成事業で得たノウハウや成果を他学部に波及させていくことも使命です。さらに成果を広く公開することにより、他大学へもグローバル人材育成の波が広がることを願っています。