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【海外国際地域学研修】「Think globally Act locally」を学ぶフィリピン大学セブ校研修(2016年度春季)を実施

English (TOYO Global RDS)

今年で12年目を迎えるUP(University of the Philippines)Cebu校研修が、2017年2月21日~3月7日の日程で実施されました。

セブ研修の2週間は学びのテーマが盛沢山です。

国立フィリピン大学での専門授業を英語で受講することから始まり、発展途上国の貧困や住居、こども、教育、衛生、住民参加等を考えられるフィールドワーク、リゾートホテルの観光地開発や自然環境を活かしたまちづくりを考えるグリーン・エコツールズムなど、国際地域学部ならではの多岐にわたる体験ができる専門研修です。

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今年は、国際地域学部生12名(国際地域学科11名、国際観光学科1名)が参加しました。

 

1日目は、UPにてフィリピンのコミュニティ開発やジェンダー、ごみ処理等に関する講義を受講し、いざフィールドへ。高台に立地する富裕層の別荘地とは確然と異なる貧困層のコミュニティに入り、住民の日常生活を見学しました。トタン屋根や布で隠しただけの玄関、裸足で物乞いをするこどもなどその生活ぶりをみて衝撃をうけた学生もいました。

 

画像3今回は5つの都市貧困地域及び郊外のコミュニティを訪問することになりました。墓地に住み着いたロレガ地区、強制移住からモデルコミュニティまでになったルズ地区、DVからの解放を目指した組織がコミュニティの開発まで活動するようになったダングラック地区などを訪問し、地域の形成や住民の体験を聞きました。

 

 

 

 

参加学生は、より深めたいテーマを自ら選定し、調査に取り組んでいました。4つのグループは、1)住居のニーズ(共同住宅建設の提案)、2)ジェンダー(女性と宗教、LGBTを含む)、3)ライフスタイルの比較、4)衛生(ゴミ回収の実態と提案)に着目し、フィールドワークを実施、結果は住民の前で英語の発表を行いました。

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短時間の調査にも関わらず、結果報告では実践的な提案が評価され、中でも地域の現状に密着したイラスト付きのごみ収集表は、ロレガ地区で今すぐ取り入れたいとのコメントも頂きました。

 

発表の後は、マリンスポーツやハネムーンでも有名なセブの海へ。 白い砂浜とエメラルド色の海が広がるカモテス島のリゾート地を満喫、そのような楽しみの中でもコミュニティを訪問し、ごみの再活用や森林再生、災害対策など力を入れている事例を学ぶことは忘れていません。中央のマニラや地方政府のセブ市からも離れている島の中での住民がお互い助け合い、「自助」を実現していました。

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国際地域学部は、「現場主義」を提唱しています。講義室や本の中で学ぶ理論は大変重要です。合わせて、政策や理論がいざ現場ではどのように実現されているかを確かめる作業も必要です。住民の生活に触れ、コミュニケーションを取りながら、本当に必要なものは何か、私たちにできるものは何か、住民から学ぶべきものは何かを考えることが現場主義であり、研修に行く目的です。

 

今回の研修でも、英語能力に不安を感じていた学生もいましたが、ボランティアの学生や住民、こどもの明るい笑顔に助けられながら、自分の気持ちを必死に伝えようと努力していました。そういった現場での経験から、帰国後も英語の学習や途上国への支援について勉強に取り組んでおり、まさに現場主義の実践を続けています。

 

最後になりますが、研修の実施にあたりご協力いただきました皆様に改めてお礼申し上げます。

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黄 貞淵(国際地域学部 助教)