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【RDS WWP インタビュー】ESP最優秀論文賞記念インタビュー:「自分を信じて」「決断」し、「行動」して夢を掴み取る!

English (TOYO Global RDS)

【RDS WWP 学生インタビュー】
ESP最優秀論文賞記念インタビュー:「自分を信じて」「決断」し、「行動」して夢を掴み取る!

平成27(2015)年度に国際地域学部国際地域学科を卒業予定の小林由佳さんは、ESP(English Special Program for Global Human Resources Development)副専攻内で最優秀論文賞を受賞されました。

グローバルリーダー型奨学金を獲得し、3年次秋学期から約9カ月、英国のヨークセントジョン大学に交換留学。留学前にはテンプル大学ジャパンキャンパスで授業を履修したり、English Community Zone(ECZ)でスタッフを務めたりされています。4年間の集大成である卒業論文に至るまでの軌跡と今後の目標について、小林さんと個人的にも親交がある黒澤春菜(国際地域学科2年)がインタビューを行いました。

小林由佳さんが掲載されている過去の記事

〔学生の声〕グローバル・リーダー奨学金をとって
【RDS WWP 取材レポート】Pre-Study Abroad(PSA)が行われました

RDS WWP
(右が小林さん、左が黒澤)

卒業論文について―「内容も発表も4年間の集大成」

黒澤: ESP最優秀論文賞受賞おめでとうございました。ではまず感想をお願いします。

小林さん: 驚いたと共にとても光栄です。ただ、長年お世話になった学科において英語で発表を行うのはこれが最後だと思っていたので、賞を狙ってかなり練習をしました。だからこそ本番でも落ち着いて実力が発揮できたと思います。

黒澤: 日本の観光産業の真正性という卒論のテーマは、国際観光学科の領域に思えます。このテーマはどのように決定されましたか。

小林さん: ちょうど留学前の段階で、基礎(必修)科目の履修を終え、そこからステップアップして何を学びたいかと考えた時に、辿り着いた領域が「観光」でした。

国際地域学科では、例えば環境と経営など、多分野の履修が求められますが、それぞれに接点や繋がりがあることに気付き、調和を保つ重要性を感じたんです。そこでそれらを網羅する「観光」は、最大の地域活性化の方策になるんじゃないかと。

元々、興味を持っていた分野だったこともあり、イギリス留学中に観光関連の授業をいくつか受講しました。その中でも特に興味を持ったのが卒業論文のテーマであるauthenticity(真正性)という考えです。未だ定義が確定していない概念なので、これを体系化できたら有益なのではないかと思い、題目に選びました。

イギリス留学―「自力で掴み取る積極性」

黒澤: そもそも留学を志した動機はなんだったのでしょうか。

小林さん: 英語の面白さと奥深さに魅了されていったことが大きいです。大学で英語での学びを進めていくうちに、自分の世界感や価値観が大きく広がる気がしました。努力の末、いざ交換留学の話が持ち上がったときには「このチャンスを生かさないのはもったいない」「まだ知らない世界や可能性がこの先にはあるんじゃないか」と思い、留学に踏み切りました。

黒澤: 観光を学びたくて留学という流れではなかったのですね。

小林さん: はい。交換留学を目指す過程で何を学ぼうかと考えたときに、はじめに述べた理由から観光にしようと思いました。ただ苦労しましたね。イギリスの大学では、授業は前学年を踏まえて進んでいきます。つまり3年生の授業にいきなり入れば、2年分のブランクを自力で埋めないと授業についていけません。低学年の学生が読む文献を借りて勉強したり、先生や友人に積極的に質問をしたりして解決していきました。留学が決まるまでも、留学してからも、意識的に行動することが求められましたね。鍛えられました。

黒澤: 留学前後で自分に変化はありましたか。

小林さん: 度胸がつきました。イギリスを含む諸外国では自分からアピールをしないと良くも悪くも気付いてもらえません。私が留学生であることも知らないし、1年生の授業を受けていないという認識もありません。でもそれが普通なんです。なので、何かして欲しいことや変えたいことがあったときには、自分から行動し、結果を掴みに行くようになりました。そういった意味では物怖じしなくなりましたね。「なんとかなる」という自信がつきました。自分の強みになった点だと思います。

学生から社会人へ―「日常英語からビジネス英語へ」

黒澤: 大学生活4年間を一言でまとめるといかがでしょうか。

小林さん: 一般的ですが「充実していた」というのが一番の感想です。英語学習を軸に留学を目指して4年間を過ごしてきましたが、随所で壁にぶつかったり、決断を迫られたりする機会がありました。その度に様々な方にサポートして頂きながら、自分を信じ、決断し、取り組むというプロセスを繰り返して物事をやり遂げてきました。実のある、充実した4年間でした。

黒澤: これまで過去のお話を伺ってきましたが、将来の目標はありますか。

小林さん: 就職先の会社が海外からの顧客誘致に積極的で、本社には様々な国の人が在籍しています。なので、将来的には本社で働く機会を得て、多国籍の人々とその意見を束ね、先導できる人間になりたいと思っています。また、これまでは学校英語を学び、留学を含む大学生活からより実用的な英語を学んできましたが、これからは社会人として、国際的なビジネス市場でも遜色ないコミュニケーションスキルを身に付けていきたいと思っています。留学先で学んだ翻訳・通訳のスキルもいずれは生かしていきたいですね。

黒澤: ありがとうございました。

RDS WWP

【後記】

小林さんの学びへの意欲や積極的な態度が印象的でした。取捨選択を繰り返しながらも行動を続ける粘り強さ、自分の決断に責任を持って取り組む芯の強さを、お話の随所から感じました。

大学を卒業され、社会に出られる小林さん。四月からのご活躍を期待しております。


RDS WWPRDS Web ライタープログラムの略称です。


取材・構成: 黒澤春菜(国際地域学科2年)
編集: 久松佳彰(国際地域学部教員)