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【RDS WWP 海外研修だより】GiFTプログラム Diversity Voyage クチンコース に参加しました

English (TOYO Global RDS)

【RDS WWP 海外研修だより】

GiFTプログラム Diversity Voyage クチンコースに参加しました

木下花純 国際地域学科1年


2015年夏、私は東洋大学の全学対象、海外研修プログラムとして『東洋大学×GiFTの海外研修 “Diversity Voyage”』のクチンコースに参加しました。

今回のプログラムでは、マレーシアのボルネオ島サラワク州の州都クチンを訪れ、マレーシアにあるRed Crescent Society(赤新月社/日本でいう赤十字社)という団体と協働して、「Red Crescent Societyに、より多くの若者・学生が参加できるようにするためにはどうすればいいか」を現地の学生とともに英語を使って話し合いました。またその間、現地の学生とともにバウの村へホームステイをし、寝食をともにしながら交流を深めました。そして、最終的にRed Crescent Societyに所属する方々の前でプレゼンという形でグループごとに、各々の考えを提案しました。

GiFT クチン私はグループで一つの事を目指すことの難しさ・楽しさを学びました。私たちは具体的にはまず、Red Crescent Societyについて知ることから始まりました。この団体はマレーシアではとても有名で、Stampin Chapter(サラワク支部)の支局長である方からこの団体の設立のお話を聞き、中学校や高等学校、大学でRed Crescent Societyがどのようにつながっているか、などの現状や反省点、改善するべき点などを各学校の先生方からお聞きしました。そしてその後、SMKバウという中高一貫となっている学校で、生徒たちに学校を案内してもらったり、質問をしたりする事が出来ました。数日後、同じ学校を訪れ、学年の違う複数の生徒の前でワークショップを行いました。ワークショップでは、アイスブレークから始まり、応急処置の大切さ・環境問題への関心を持つことの大切さを伝えるためにロールプレイングを行いました。なぜこれらを行ったかというと、Red Crescent Societyでは、災害での救助活動や環境保護のための植林活動を行っているからです。そのほかにも臓器移植や応急処置の仕方を広める活動を行っています。ワークショップが終わり、次の日にはプレゼンがあったので時間はあまりなく、その日の夜は午前三時頃に寝ました。ここまで、チームで一つの目的に寝る間も惜しんで取り組めたのはとてもいい経験でした。意見が伝わらなくて歯がゆくなったり、意見が合わなくて辛いこともありました。しかし、その分気持ちが通じ合ったり、チームで同じことを理解できたときは、言葉で言い表せないほど嬉しかったです。プレゼンが終了した時は今までの苦労が全部吹き飛びました。正直泣きそうでした。もちろんうれし泣きです。

また、私がこのプログラムで印象に残っているのは、「チェックイン・チェックアウト」です。これは何かというと、一日の始まりや終わりなどの節目の時間に、すべてのメンバーが円になって今考えていること・思っていることを一人一人述べていくというものです。自分の考えがまとまって発言するまで、時間にせかされることなく考えることができます。そして、メンバー全員が真剣に今感じていることを話すので、その場の雰囲気も自然と真剣みを帯びたものとなっていきます。私はこの、一体感と少しの緊張感を持つ雰囲気が好きでした。その場でないと出てこない言葉があると感じたからです。私は初めから自分の考えを大勢の前で話すことに苦手意識はありませんでした。でもこのプログラムでは、英語で伝えなくてはならない場面が多く、話したいことが話せない辛さを感じました。しかし、このチェックイン・チェックアウトでは毎回気持ちの整理をつける事ができて、とてもいい経験でした。

いま振り返ってみると、自分に対して反省することがありました。それは、自分のコミュニケーションの拙さです。このコミュニケーションとは言葉を流暢に使いこなす事が出来る、ということではありません。しかし、私は英語があまり話せない状態でこのDiversity Voyageに参加しました。英語力不問というプログラムと伺っていたので、通訳の方が私たちについてサポートしてくれるのだと思っていました。これは全くの間違いでした。マレーシアの学生と初めて会ったときに、あまりにも話すことが出来なくてあたふたしました。この時から、自分から話しかける姿勢の大切さを学びました。相手の話に全力で耳を傾け、理解しようとすることの大切さを学びました。しかし、私がもっと英語が話せたら、より良いプレゼンが出来たのではないかとも思っています。得るものもたくさんありましたが、自分に足りないものを知る事が出来たプログラムでした。

このプログラムでは寝る前に一日の反省を書くということがありました。私自身は、毎日寝る前にその日の反省をして、次の日に最低限できることを考えていました。毎日できることが増えていくのを実感することが楽しかったです。この経験をただのステータスと考えるのではなく、良い意味で自信として捉えていきたいです。そして、今後も多くの事にチャレンジしたいと思います。

GiFT クチン

RDS WWPRDS Web ライタープログラムの略称です。