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特別講義「防災の進化と危機下でのコミュニケーション」を行いました

English (TOYO Global RDS)

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Suzanne Bernier氏による特別講義
「防災の進化と危機下でのコミュニケーション」を行いました

特別講義7月12日(水)朝、活力あふれる若いカナダ人をお迎えし、世界各国で起きた災害から学んだ経験、観察、そして教訓を共有するための特別講義を行いました。今回特別講師としてお招きしたSuzanne Bernier氏は、危機管理と事業継続に関するコンサルタントです。講演では、竜巻、ハリケーン、感染症、テロ攻撃そしてサイバーテロを含む様々な災害に関する洞察を示されました。

Suzanne氏は、マレー人のことわざである「川が穏やかといっても、ワニがいなくなったという意味ではない」という言葉を引用し、コミュニティが災害に備える必要性を示しました。
防災には基礎的な備えと、災害は必ずしも季節ごとに起きるわけではないという恒常的な危機意識が必要です。コミュニティに根ざすものでなくてはならず、防災に焦点を当てていなくてはなりません。彼女は災害に備える最も重要な鍵となるものが「コミュニティ」であると強調しました。

また、TwitterやFacebookのようなソーシャルメディアの台頭により、ニュース配信の役割が変化していることについて語りました。
現在、危機的な状況下では、ソーシャルメディアが重要な役割を果たすことが広く認識され始めています。このようなメディアの広がりにより人々は常に情報を把握することができ、また流言を正すのに使うこともできます。

特別講義Suzanne氏は、「1000年の評判も1時間の行いによって決まる」ということわざに言及し、危機下にこそ、コミュニティがどれだけ実際にうまく機能するかが分かると話しました。
救助隊は被災コミュニティを救援するためにソーシャルメディアを有効に使うことができるようになっています。

Suzanne氏の近年の著書である「Disaster Heroes」では、どこにでもいる普通の男性、女性や子どもたちが、世界でも特に大きな災害に遭い、そこから回復し、復興するために途方もないことを成し遂げた話が紹介されています。同著書のひとつの章では、プロカメラマンとしての技術を使って、福島の被災者たちの心の傷を癒すお手伝いをされた小林伸幸氏について取り扱っています。小林氏はこの特別講義にもお越しくださり、彼が行った活動について紹介してくださいました。

非常に興味深い内容で、特別講義の時間はあっという間に過ぎ去りました。Suzanne氏と小林氏は特別講義の参加者に多くのインスピレーションを与えてくれました。

特別講義