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〔留学だより〕アイルランド・ダブリンシティ大学

English (TOYO Global RDS)

ダブリンシティ大学(アイルランド)に留学中

坂本 麻乃さん(国際地域学科3年)

留学を目指したきっかけ、そしてアイルランドへ

 ダブリンシティ大学(アイルランド)に留学中 ダブリンシティ大学(アイルランド)に留学中

私は大学3年生の9月からアイルランドにあるダブリンシティ大学に留学しています。現在5か月が経ち、第2セメスターが始まったところです。

私が留学を目指し始めたのは高校生の時からです。高校生の時に米国でのホームステイを経験し、異なる考え方や文化を知ることで自分自身の考え方が変わり始めました。その頃からもっとグローバルに活躍できるような人になりたいと思い出し、留学を志しました。ですが、英語があまり好きでなかった私にとって留学行きのチケットを取ることは困難でした。大学入学後2年間、様々な方法を試しました。最終的に見つけ出したやり方は、学校では好きな授業を取り、自宅では自分に合った英語の学習方法で学ぶという組み合わせでした。それまで自宅で学習をしたことがなかった私にとって、留学前の苦労はその後自分自身で方法を見つけ出しやり遂げるためにとても必要なことだったと思っています。

アイルランドに着いてからは発見の毎日です。小さなトラブルから大きなトラブルまで、毎日起こります。でも、助けてくれる人は必ずどこかにいて、何とかなっています。留学中の出来事は、日本にいると経験・発見できないようなことではないでしょうか。最初は戸惑う日々でしたが、5か月経った今では対応できることがほとんどです。また、出来事だけではなく、自分自身の考え方も変わってきます。東洋大学で留学生と一緒に授業を受けていたときは、留学生と話をしても日本人と話すように気軽に話が出来ていました。ですが、アイルランドに来てからは、なぜかそれが出来なくなりました。自分で勝手に他の国の人に劣等感を感じて会話することが怖くなり、今まで気楽に話せていたのが急に出来なくなったのです。今まで自分自身に劣等感を感じたことがなかったため、とても戸惑いました。日本では自分自身が日本人であり、劣等感を感じる必要性がなかったと思います。最初の頃はアイルランドで他の国の人に話しかけるのも同じ空間にいることも怖く感じて、あまり積極的になれませんでした。でも、「なんで自分は劣等感を感じるのか」「どうしたらその劣等感は消え去るのか」などを人に相談し、自分で考えを変えていく努力を続けました。そうすると、だんだん日本で留学生の人達と会話していた時のように気軽に話ができるようになり、今では何も怖くありません。自分が多文化・多国籍の環境の中で感じ学んだことは、日本に帰国してからも使える大切な財産だと思っています。

ダブリンシティ大学での授業

ダブリンシティ大学では、留学生向けの授業だけでなく正規の学生が受けている授業も取ることができます。また、留学生は専門の分野のみならず、これまで学んだことのない授業も受講出来ます。授業は1科目につき2~4時間/週あり、単位数も授業時間によって異なります。私は3年生で留学をしたため、自分の学びたいことはある程度決まっていました。Ireland、Sex and TextやIntercultural in Practice、Enterprise education and team based learningなどダブリンシティ大学でしか学べないような授業を受けています。少し難しくても自分の興味のあることなので、挑戦することが楽しいです。また、授業形態は授業により異なり、生徒中心にディスカッションをすることや、セミナー形式のもの、講義形式なものがあります。

友達の輪が広がる課外活動

 東洋大学にある部活やサークルのように、ダブリンシティ大学にもClub and Societyというものがあります。私は4つのsocietyに入りました。ヨガ、ハイキング、スノースポーツ、ダンスです。ハイキングでは、月に1回アイルランド国内や北アイルランドの山や崖を歩きます。人と話しながら歩くので友達も出来ますし、なかなか行かない場所が多いので貴重な体験ができています。

ダブリンシティ大学(アイルランド)に留学中 

スノースポーツでは、1月に1週間海外で合宿を行うため、その準備として毎週人工スキー場に行きスノーボードやスキーのレッスンを受けます。また、アイススケートやイベントも行われます。他にもたくさんのClub and Societyがあります。授業を通して友達を作るよりもClub and Societyの活動中の方が人と交流する時間がたくさんあるので、友達が出来るいい機会です。

 寮生活で実感する文化の違い

私は大学から徒歩5分の距離にある寮に住んでいます。1つのアパートメントに4人住んでおり、キッチンとリビングのみ共用スペースになっています。アイリッシュの子が2人、日本人が私を含めて2人です。とても仲が良く、毎晩リビングに全員で集まって喋ったりテレビを観たりしています。ですが、最初は戸惑うことが多かったのも事実です。アイリッシュの子たちは、あまり掃除をせず汚くても何も気になりません。「それがその子達なんだ」と割り切り、まずはみんなと距離を縮めていくことを優先していきました。アイルランドの英語は田舎に育った人ほど訛りが強く、話している内容を理解するのが大変です。でも聞き取れなかった部分や意味が分からない事は諦めずに質問をするようにしています。それを続けていくことで私とルームメイトの子たちと距離が近づいていきました。そうすると、自然に「嫌だ」「○○をして欲しい」など自分の意見を言えるようになり、彼女たちもそれを受け入れてくれるようになりました。

 ダブリンシティ大学(アイルランド)に留学中 ダブリンシティ大学(アイルランド)に留学中

アイルランドで外食をするとお金がかかるため、日本人のルームメイトとは毎日一緒に料理を作ります。東京で一人暮らしをしていた時はほとんど料理を作っていませんでしたが、今ではイタリアン、日本食、スペイン料理など、材料が揃うものは全て作れるようになりました。また、ドイツ人の友達とは日本料理を教えたりドイツ料理を教わったりなど、料理で国際交流もしていますし、時にはルームメイトにも手料理を振舞います。

寮は授業や課外活動といった1日の活動を終えてリラックスする場ですが、最初は慣れなくて疲れる日もたくさんありました。ですが、それらを乗り越えて、今の私にとって「家」と呼べるほど居心地の良い空間へと変わりました。ルームメイトというより家族のような感覚です。留学先で自分らしくいるためには、多少苦労しても「家」のようにリラックスできる環境を作ることが大切だと強く思います。

おわりに 

留学して5か月経った今でも英語が苦手だと感じることはよくあります。しかし、英語や授業の学習、家事、人との交流、苦手なこと、何でもいいので毎日必ず少しでも挑戦を続けることを自分の中で決めています。私にとって留学中は健康で居ることが最優先です。それはなんといっても頑張りすぎて体を壊さないためです。でも毎日の少しの努力のお蔭で私の日々の生活はより楽しく充実したものになっています。アイルランド生活も残り半分を切りました。長い間夢見ていた留学を無駄にせず、楽しんでいきたいと思います。

国際地域学科3年 坂本 麻乃
(留学期間:2014年9月~2015年6月 ダブリンシティ大学)


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