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〔海外研修だより〕訪韓団派遣プログラムに参加しました

English (TOYO Global RDS)

日本大学生訪韓団派遣プログラム
~21世紀のユース朝鮮通信使 平和への道~に参加しました

武田緑さん(国際地域学科 2年)

 

私は今回、日本政府の青少年交流事業JENESYS2,0の一環としてNPO法人「日中韓から世界へ」が実施する日本大学生訪韓団の派遣プログラム、~21世紀のユース朝鮮通信使 平和への道~ に参加しました。

朝鮮通信使の通信とは、信(よしみ)を通わしあうという意味で、朝鮮通信使は、江戸時代の200年間日本と韓国を行き来していました。この時代は、日韓の間で武力によって事が荒立つことが全くない平和な関係が結ばれており、現在ユネスコの記憶遺産登録にむけて多くの人が働きかけています。
私たちは過去の朝鮮通信使について学び、21世紀のユース朝鮮通信使として、現在の日韓関係の回復を考えるというミッションを担っていました。

訪韓団派遣プログラムに参加1

私がこのプログラムに参加した理由は、中学生の頃から韓国という国に興味をもっていたということ、また、昨年東洋大学の建国大学研修に参加し、来年からは韓国への交換留学を控えているということで、このプログラムが韓国についてより深く学べるチャンスだと思ったからです。

このプログラムは9月9日から20日までの11日間で行われ、朝鮮通信使がたどった道のりを実際に歩き、行く先々で韓国人や韓国にいる日本人と交流をしたり文化体験を行ったりというものでした。

景福宮見学や市民の方々とのウォーキング、韓国に進出した日本企業への訪問、仮面劇という韓国文化の体験や大学生とのディベート、ホームステイなど11日間が短いと感じるほど内容の濃いプログラムでした。

訪韓団派遣プログラムに参加2

プログラムの中で最も思い出に残っているのはたくさんの人々との交流です。

ウォーキングの際、ご年配の韓国の方々とお話をしながら歩かせていただいたのですが、現在の日韓関係を懸念している人が数多くいました。
そこで聞いた話で、最も印象に残ったのは、韓国から日本に向かう道は平和の道と言われるのに対し、日本から韓国への道は侵略の道と言われていることでした。これは、過去に豊臣秀吉が朝鮮出兵をしたことに基づいています。この話を聞いて、私は日本から韓国に向かう道も平和の道と呼んでもらうために自分が何かをしていきたいと強く思いました。

また、大学生とのディベートでは私たち大学生が日韓関係においてどのようなことが出来るかといったことを話し合いました。話していて分かったことは、お互いに現在の日韓関係をどうにかして回復させ、お互いの仲を深めたいと思っており、深めるにはどうすればよいかを真剣に考えているということです。
ここでは、今回できた繋がりを大切にし、何かアクションを起こす時にはお互いが協力し合って、より良い日韓関係のために頑張っていこうという約束もしました。

訪韓団派遣プログラムに参加3

私はこのプログラムで、一般的な観光旅行では行けないような場所に行き、多くの人と触れ合い、普通に生活していたら知ることの出来なかった事実を学ぶことが出来ました。
韓国を理解するうえで、語学だけでなく歴史や文化などの分野をもっと勉強をする必要性を感じました。歴史という敏感な問題に対して、お互いが自分の民族中心の歴史観から離れ、相手側の立場に立って考える必要性を学びました。
メディアにおいては、韓国は反日であると嫌韓を煽るような報道がなされていたりもしますが、実際に韓国に行って経験した私たちにしか分からない韓国の別の一面をより多くの日本人に知ってもらい、今現在、「近くて遠い国」という表現をされている日韓を、「近い国」にするために、自分が出来ることを一生懸命やっていこうと思います。


国際地域学部国際地域学科2年 武田 緑
(プログラム参加期間:2014年9月9日~20日)


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