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〔インターンシップだより〕ワシントンセンター(TWC)インターンシッププログラムに参加します

English (TOYO Global RDS)

〔国際地域学部〕学生による長期インターンシップ

葉計翔平さん(国際地域学科 4年)

ワシントンセンター(TWC)インターンシッププログラム

国際地域学部では、2014年からワシントンセンター(TWC)と提携協定を締結しています。TWCは、1975年に設立された米国ワシントンDCに本拠を持つ非営利教育機関で、米国主要大学の学生を対象としたインターンシッププログラムを運営しています。

TWCでは、ワシントンDC周辺の公的機関、NPO、企業などでの15週間の就労体験をもつことができます。夜間は、宿舎となるレジデンスホールでワシントンで活躍する政治家、実業家など著名人を招へいして授業が行われます。国際的見識を学び、高度な実務経験を積むことでグローバルリーダーを育成するプログラムです。

全米の主要大学からインターン生を受け入れてきたTWCは、国外からの留学生にもインターンシップの機会を提供してきました。インターン生の選抜は大変厳しく、英語力、成績、志望理由などの書類審査と面接が行われます。

2014年夏、東洋大学からはじめて、国際地域学部国際地域学科の葉計翔平さんが参加することになりました。

<参考> The Washington Center(外部リンク)

国際地域学部国際地域学科4年 葉計翔平

葉計翔平さん(TWC)


私は2014年の8月から、ワシントンセンター(TWC)インターンシッププログラムに参加することになりました。

もともと東洋大学に入学したばかりの頃は、海外インターンシップどころか多くの国際地域学部生が目標としている留学ですら視野になかった私が、どのようにしてTWCのプログラムに挑戦することになったのか、その経緯をお話させていただきたいと思います。

短期渡航をきっかけに長期交換留学へ

国際地域学部では、「現場主義」の観点から海外研修や海外留学に行くことを強く勧められます。1年生のときのオリエンテーションでも先生方から留学についての説明があり、特に奨学金などの条件が良い交換留学を勧められましたが、そのときは自分には無理だろうと思っていましたし、それほどの魅力も感じていませんでした。

しかしその夏休みに、学外のプログラムですがモンゴルで日本語を教えるという1カ月間のボランティアに参加して、海外で過ごし異文化交流を行うことの楽しさを実感したことで、一転留学を考えるようになりました。

交換留学の出願をする基準として、TOEFL-ITP500点という目安があります。翌年2年生の夏に留学するためには、1年生の10月までに基準点を取らねばならず、その時点であと2カ月しかありませんでした。そこから集中して英語の勉強をし、ぎりぎりの点数を取って、なんとか補欠合格しました。そして運よく交換留学できることになったのです。

アメリカへの交換留学で学んだこと

交換留学では、アメリカ合衆国カンザス州のエンポリア州立大学に行きました。人口2万人くらいの、かなりの田舎にある大学です。私は都会育ちだったので、あれほどまでにゆったりとしたのどかな環境ははじめてでした。自由になる時間がかなりありましたし、勉学に集中できるという意味でも良い環境だったと思います。
住んでいたのはキャンパスの中にある寮です。おかげでいろいろな国からの留学生と交流でき、さまざまな文化、価値観に触れることができました。

最初の半年はESL(English as a Second Language)の授業で英語の勉強をし、後半のセメスターは正課の授業をとりました。
もともと英語力に余裕がなかったのでまずそこで苦労しましたし、授業の内容も盛りだくさんで、図書館にこもって勉強することもしばしば。先生やクラスメイトに聞きながら、なんとかついていっていました。正直なところ、日本にいるときと比べて圧倒的に勉強したと思います。キャンパス内に住んでいるのでいつでも図書館にいける環境にありましたし、気が付くといつも勉強しているという感じでした。

楽しい思い出ももちろんたくさんあります。友人とクラブに行ったり、映画を見に行ったり、みんなで料理をしてパーティもしました。International Festivalでは他の日本人学生と一緒に寿司を作って振舞ったりもしました。

留学の経験は私に様々なものを与えてくれました。

もちろん、まずは英語力です。特に試験勉強だけでは養うことができないような実践的な会話能力がずいぶん向上したと思います。

それに伴って数字の上でも大きく伸びました。1年生のときのTOEICスコアは500点ちょうどくらいでしたが、今では900点台にまでなりました。目標は800点くらいと考えていたのですが、留学などの経験を通していつの間にかここまで来ていたのです。留学先で
特にリーディングやリスニングの能力は以前に比べるとずいぶん上がりました。まだまだ勉強中ではありますが、一番実感するのは、新聞やニュースが英語で見聞きできるようになったことです。

また、いろいろな人に自分から話しかけることをためらわなくなりました。あちらの方々は、迷って困っているときなど、すぐに声をかけてきてくれるのです。それが身にしみて嬉しかったので、自分もそうしようと思いました。
日本に留まっていたら身に付かなかったであろう積極性、社交性が身につきました。

さらに、世界の視点から日本を見つめなおすことができたのも収穫の一つです。そして私自身が、日本についてもっときちんと説明できるようになりたいと強く感じました。

更なるステップ、海外インターンシップへ

ワシントンセンター(TWC)インターンシッププログラムについて知ったのは、2年生のときの指導教官である髙橋一男先生(国際地域学部国際地域学科 教授)に声をかけていただいたことがきっかけでした。

これまで、ボランティア活動としてはモンゴルやメキシコ、国内でも被災地など様々な場所に行きましたが、インターンシップの経験はありませんでした。
TWCインターンシッププログラムのシステムは、まずTWCのプログラムに参加して、そこから更にインターンシップ先に派遣されるという少々特殊なものです。東洋大学では今年初めて導入されたプログラムということもあって、最初は内容がよく分からなかったのですが、話を聞くうちに、学生のうちに海外で就業体験ができる貴重な機会だと感じ、挑戦することに決めました。

選考はかなり厳しいものでした。英語の履歴書、英語の電話面接など、初めてのことばかりで大変でしたが、芦沢真五先生(国際地域学部国際地域学科 教授)のご指導や、北脇秀敏先生(国際地域学部国際地域学科 教授)のご推薦、ジョナサン・ブラウン先生(国際地域学部国際観光学科 講師)をはじめとするランゲージセンター/国際地域グローバルオフィスの皆さんのサポートのおかげで、選考プロセスを乗り越えることができました。
選考の過程でも英語が磨かれましたし、多くのことを学びました。就職活動とも重なって多忙でしたが、価値のある時間になったと思います。
それで最終面接まではなんとなく受かるような自信があったのですが、他大学の学生と一緒に受けた最後のグループ面接で、他の学生の応答がすばらしく、そこで急に危機感を覚えました。皆、英語が流暢な上、目的意識が明確であるために主張も力強く、圧倒されてしまったのです。自分の準備不足を痛感し、さらなる成長を誓いました。

ワシントンへの出立を控えて、いま

ワシントンセンター(TWC)インターンシッププログラムは半年間のプログラムで、8月末に出発する予定です。実はまだインターンシップ派遣先などの詳細は決まっていないのですが、昼間はインターンシップ、夜にはアカデミックコース(授業)と、非常に濃い内容になっています。忙しくなるでしょうが、最大限吸収してきたいと思っています。

実は当初、両親は私がTWCインターンシッププログラムに参加することに否定的でした。私は今年4年生ですので、就職や卒業との兼ね合いが心配だという理由からです。しかし、いかに充実したプログラムであり、得難い機会であるかということを説明して、今では応援してくれています。

大学のバックアップのおかげもあって、卒業論文の準備も並行して進めましたし、就職活動も無事に金融関連企業の内定をいただき、万全の準備でプログラムに臨むことができるようになりました。

TWCでは、まず海外で働くという経験そのものを、しっかり身につけてきたいと思っています。日本国内で働くのとどう違うのか、または何が同じなのか、身をもって確認してきます。
また、世界各国から学生が集まり、交流できることもこのプログラムの魅力です。彼らの姿勢や考え方を知り、また私がこれまでにボランティア活動などで蓄積してきた経験をシェアできればと思っています。

これから世界を目指す後輩へ

海外インターンシップや海外留学等に興味はある、けれど足踏みをしているという学生はたくさんいるのではないでしょうか。先述のとおり私もかつては、留学なんてと考えていた一人でした。でもいざ目指してみたら、交換留学、ワシントンセンターと、様々なすばらしい機会に恵まれました。

英語力が足りなくても、勇気がなくても、とにかく海外に出てみることです。行ってしまえば、なんとかせざるを得ないし、なんとかなります。英語力をはじめ、海外に行ってから伸びるものもたくさんあります。

東洋大学では、海外に飛び立つための様々な機会を提供してくれています。ぜひ、臆せずチャンスを掴みましょう。間違いなく、己の成長につながることと思います。

芦沢先生と
 東洋大学白山キャンパスで、芦沢真五先生と

国際地域学部国際地域学科教授 芦沢真五

ワシントンセンター(TWC)インターンシッププログラムは、東洋大学で新たに提携したばかりの新しいプログラムであり、葉計さんはそのパイロット派遣生ということになります。非常に充実した魅力的な内容で、今後ぜひ後輩たちにも広がっていってくれればと注視しています。

TWCは手広くアカデミックな活動を行っている団体です。アメリカの中心地ワシントンという利点もあり、活動の規模も大きく、また思いもよらないゲストスピーカーのお話を聴けるような機会もあるかもしれません。世界中から同じように若者たちが集ってきますから、その中で一生付き合える友人ができることもあるでしょう。

日本に、大学の中にいるのとはまた違った環境で、公私共にすばらしい経験になることと思います。葉計さんの活躍に期待しています。ぜひ良い成果をあげて帰ってきてください。

国際地域学部国際観光学科/ランゲージセンター 講師 ジョナサン・ブラウン

ブラウン先生とThe Washington Center (TWC) is an extremely prestigious and competitive internship program designed to prepare the leaders of tomorrow. TWC not only requires a high degree of English competence from its applicants but seeks motivated young individuals who are dedicated to making a difference. The application process is extremely rigorous and is not for the faint of heart. Shohei, however, poured 110% of himself into applying for TWC. Applicants must be at the top of their game throughout because they are under constant scrutiny. Shohei performed well under this pressure and proved to the University, TWC, and, most importantly, himself, he has the skills, motivation, and dedication to be successful. I am proud of what Shohei has achieved this semester and wish him the best of luck during his studies and training at TWC. I know Shohei's future is bright, and I look forward to seeing what else he will accomplish after honing his innate abilities through TWC.


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