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卒業生の活躍(国際地域学科)

English (TOYO Global RDS)

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チャレンジ精神の原動力は
学生時代の留学経験で培いました

所属・氏名 DHL Supply Chain Singapore
岡村朱乃(おかむら・あやの)さん
2011年3月 国際地域学部国際地域学科卒業

岡村朱乃さん

「学生時代は貴重な経験をさせてもらいました。その時の経験が現在のチャレンジ精神の原動力になっていると思います」
こう語るのは2011年3月に国際地域学科を卒業し、現在、DHL Supply Chain Singaporeで働く岡村朱乃さん。
入社してから約1年、各国と日本との間の荷物の輸出入の仕事に携わってきました。どんな国の人とも臆せず接することができるコミュニケーション能力の高さが評価され、2013年の4月からは新入社員に仕事を教えるトレーニングチームに異動することが決まっています。新たな挑戦に岡村さんは胸を弾ませています。

「シンガポールは各国の貿易のハブの役割を果たしている国。そのため、弊社でも実に様々な国の人々が働いています。職場ではそんな同僚たちから各国の文化について教えてもらうのが大きな楽しみです。また、毎月休みを取って周辺の国々に一人旅にも行っています。視野もどんどん広がり、多様な価値観を理解する力が養われていくのを日々実感しています」と岡村さん。台湾やタイ、インドネシアなどアジアを中心にこの1年間で岡村さんが訪れた国は7カ国にも及びます。

発展途上国の現状を自分の目で確かめたい

岡村さんが国際地域学部に入学しようと思ったのは、発展途上国のことを勉強したいと思ったことがきっかけでした。
「高校生の時、米国に1年半ほど留学していた際、ルームシェアをしていたタイ人の同級生から、タイでは人身売買が行われていることを聞き、強い衝撃を受けたのと同時に、発展途上国の人々が貧困から抜け出せない理由について、深く知りたいと思ったのです」と岡村さんは語ります。
そして帰国後、オープンキャンパスで東洋大学を訪れ、国際地域学部の教授にその熱い思いをぶつけてみました。それに対する教授の回答は、「本学はあなたの期待に十分応えることができますよ」というものでした。
「その言葉を受け、入学を即決しました。実際のカリキュラムは私の期待をはるかに超える充実した内容でした」と岡村さんは話します。
入学後の大学2年生の時に、半年間にわたり参加したフィリピンのセブ島にあるサウスウエスタン大学への単位互換留学は、まさに岡村さんが求めていたことそのものでした。
「東洋大学に入学していなかったら、きっと実現できていなかったと思います」
日本人にとってセブ島は、アジアンリゾートといったイメージが強いかもしれません。しかし実際には、路上で物乞いをするストリートチルドレンがあふれる貧困地域の一つです。そんなセブ島の現状を自分の目で確かめるべく、岡村さんは留学先としてサウスウエスタン大学のソーシャルワーク学部を選択。児童養護施設へのインターンシップやスラム街での現地調査に明け暮れる日々を過ごしました。
「スラム街では、日々の食べ物にも事欠く人たちが、初対面の私に川で洗ったコップにコーラを注いでもてなしてくれました。その気持ちが嬉しくて、涙が出そうになりました。今でもその時の感動は忘れられません。一生の宝ものです」

留学を終え、東洋大学に戻った岡村さんは、フィリピン出身の社会学者であるマリア・ロザリオ・ピケロ・バレスカス教授のゼミを選択。同教授の下、フィリピンでの体験も加え、『グローバリゼーションと無国籍児』というテーマで、貧困問題に関する卒業論文を英語でまとめあげました。
活動的な岡村さんは3年生の時、「ハートバザール」いう名のサークルも設立しました。これは、フェアトレード商品の販売を通じて発展途上国の支援を行う活動組織で、現在は後輩たちが岡村さんの意志を受け継いでいます。フェアトレードとは、発展途上国の生産者に適正な報酬を約束し、生活の向上を支援する取引の仕組みのこと。岡村さんはこの経験から、輸出入に対する関心を強め、それが現在の職業へとつながっていったのです。
「東洋大学の最大の魅力はフィールドワークを重視して、座学だけでなく実践的な勉強ができること。これからもアジアの発展を支援すべく、様々なことにチャレンジしていきたいです」

岡村朱乃さん

 
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